暑い中、みんなで磨き上げた甲斐もあってB4が売れた。
ピカピカの新しい車を買っていただくのも嬉しいが、
自分たちで命を吹き込んだ車を買っていただくのもすごく嬉しい。
でも、この暑さはハンパではない。
もちろん、昔も暑かった。
「練習中は水を飲むな」と言われて育った僕らの世代でも
夏場の練習で熱中症になることは少なかったように思う。
でも、今のこの暑さはどうなんだろう?
小学校の頃、「南極の氷が溶けたら海があふれるか?」
と言う教師の問いに、
「はい、南極の氷は元々、海水が凍ったものなので海はあふれません」
と答えると
「良く出来ました、でも、南極の氷が溶ける事はないから大丈夫」
と言う授業があったのを覚えている。
その時代はだれもがこんなに暑くなることは想像できなかったし、
「南極の氷が溶けたら・・・・」
これは机上の想像でしかなかった訳だ。
たとえ、実際に溶けることがあったとしても
それは何百年も先のことだと思われていた。
「ノストラダムスの大予言」などというものは映画のネタでしかなかったわけです。
ところが・・・
実際に「何百年も先・・・」と思われていたことが現実のものとなってきた。
南極の氷は今、実際にどんどんと溶けていく。
そのことによって海面が上昇しつつある。
「海があふれる?」と言う表現はちょっと極端だけど
あるべきはずの陸地が海面よりも低くなっていくことは現実になりつつある。
(すいません、テレビで見た話です)
感覚では僕らが子供の頃より5度以上も気温が上がっているような気がする。
「日本は温暖で四季の変化があって住みやすい」
子供の頃はそう教わった。
今となっては「冬はそこそこ寒くて夏は熱帯並みの気温」の国である。
他の国に住んだことはないので良く分からないが、
決してこの国の気候が住みやすいとは思わない。
子供とソフトボールの練習をしていると
この気温の中、練習することが身体にいいのか悪いのか?疑問に思うことがある。
「クーラーは身体に悪い」が定説ではなくなってきた感もある。
そんな中、スタッフには本当に感謝したい。
アスファルトの展示場は暑いよぉ。
40度近くあるかもしれない。
くっさくなるまで、湯気が上がるまで頑張ってくれる。
「少しでも良い車を届けたい」その思いだけで
身体が汗でぐちゃぐちゃになるまで頑張ってくれる。
ほんまにいつもありがとう。
僕は僕であなたたちの普段の努力に報いるため、
「しんどかったけどTAXで働いてて良かった」
と思える時が来るまで、いっぱい努力します。