昨日は嫁さんとバトッたので

ブログが書けませんでした。
「怒っている嫁さんを尻目にブログを更新する」
こんな恐ろしいことは僕には出来ません。
だから、今日は会社からの更新です。

鹿児島のお客様にご購入いただいたスカイライン25GTターボ。
現車確認なしのご購入だからというわけではないが、
少しでも綺麗な状態にして「嫁入り」させたい。
ということでスカイライン大好きの店長が特別にセラミックコートを施工した。

セラミックコートを施工したスカイラインはツヤツヤ、ピカピカ
仕上がったのが嬉しくて、ボディを手で撫でてみる。
おお!素晴らしい手触り

ん?でも、なんとなく・・・・?
いや、確かに少しだけ、ほんの微妙にざらつく感がある。
肉眼では見えないけど、これはもしかして鉄粉の感触?

よっしゃ、もう1回下地からやり直しや
ほぼ完成まで近づいていたので、この一言に青ざめる店長の顔をよそに、
ホース持って水をかけながら、自ら粘土で下地のやり直し。
傷が付かないようにやさしくボディを擦っていくと・・・

さっき感じた微妙な粒々感が綺麗に無くなりました
で、もう一度セラミックコートのやり直し。
めっちゃ、綺麗になったやん

で、本日、陸送屋さんのおじさんに連れられて旅立って行きました。

来週にはお客様の元に御嫁入りです。
今からすごく楽しみです
新しいご主人様のために頑張って尽くせよ。

綺麗になったのがあまりに嬉しかったので、
調子に乗って先日入荷したレガシィB4 3.0Rを自分で仕上げ。

まずはボディの水洗い。
ボディ面をシャンプーで洗うのは当たり前だけど、
グリルやモールの隙間、ガラスのゴムの溝など、
普段掃除の行き届かない場所なんかは結構汚れていたりするものなので、
歯ブラシを使ってガシガシと洗っていきます。

で、ここからはやっぱり粘土を使って目に見えない鉄粉などを落としていきます。
色がアーバングレーだから手鉄粉などは目立たないけど
4年落ちともなれば、結構、ボディには色んな付着物が付いていたりするものです。

で、次は何をするかというとガラスのウロコ落としです。
ガラスのウロコって知ってます?
別名ウォータースポットとも言って、酸性雨等による雨染みや
洗車した後の放置、また雨ざらしのままの放置などの
水玉のレンズ効果によってボディやガラス面がウロコ状になることです。
スバル車って、結構多いですね。
オークションで5点モノ仕入れても結構あります。
中古車買われる時はボディやガラスを透かしてみるとよいでしょう。
そしたらウォータースポットのついている車ってかなりありますよ。

話は戻って、ガラスは超微粒子のガラスコンパウンドで磨きます(これがかなり疲れる)。
これでボディやガラスの下地は出来上がり?
いやいや、本格的な作業がまだ残っています。
超微粒子コンパウンドでボディも磨き上げます。
これでやっと下地は完成。

ここまでやったら、このままにしておくのももったいないので
このレガシィB4にもセラミックコートの施工です。

おお!ピカピカや

そんな工程を経て外装が仕上がったら、お次は内装の仕上げです。
丁寧に掃除機をかけて洗剤をつけたウェスで室内を磨き上げます。
どこを一番綺麗にするかって?
もちろん、全部綺麗にするのは当たり前なんですが
僕が一番、念入りに磨くのはステアリングなんです。
ステアリングって素手で握るでしょ?
手が汚れている時や、僕のように脂ぎった中年親父の場合は
汗ばんで「しっとりハンド」になっている時もしょっちゅうです。
最近は黒いステアリングが多いので、汚れているのが分かりにくいけど、
内装の中では一番汚れている部分なので、念入りに拭き上げるのです。

そうするとウェスはこんな感じになります。

ステアリングのフレームも汚れていそうですが、
縫い目の糸には長年の汚れが染み込んでいるのでしょうね。

これでやっと掃除が完成。
内外装ピカピカのレガシィB4の出来上がり。
うーん・・・我ながら惚れ惚れします。

って、よく考えたらこの車、納車じゃなくて、今から販売する車。
ここまでで最初の撮影時のクリーニングの時から考えたら
丸一日以上かかってるやん
うーん・・・時間の短縮は課題やね。

でも、こんだけ綺麗にしてあげると車も嬉しそう。
これからは何とか時間作って、展示車全部やりたいな。
(他の仕事でけんようになったら困るけど・・・・)

あ、仲直りしてるのでご心配なく・・・・