今日の夜は息子と2人で出かけたついでに晩御飯を食った。
食べたいものも特になかったのだが、
以前から気になっていた「けむぶりや」(仮称)に行くことにした。
「けぶりや」と呼ぶようになったのは、
お店の前を通るといつも焼肉の煙でモンモンとしていたらからだ。
地元なので安いという噂は良く聞くけど実際にいったことがない。
堺に住んでたら一度は行っとかなあかん店やけど、
僕自身はあまり焼肉を沢山食べる方ではないので行く機会がなかった。
しかし、今日は焼肉大好きの息子と一緒。
これはもう今日行くしかない。
ということで入った「けぶりや」
日曜日と言えど9時過ぎなのにお客さんでいっぱい。
流行っているということはたいそういい店なんだろう。
お店は床も天井もテーブルも油でギトギト。
はじめに予想していたので上着を車の中においてきたのが大正解。
飾られていた招き猫も油で真っ黒。
お店は沢山のお客さんがいるだろうけど煙であまり視界が良くない。
でも、目を凝らしてみていると家族連れや野球帰りの人が沢山いる。
やはり、噂どおり相当安い店のようだ。
まず運ばれてきたのはサービス品のざるに入ったキャベツと大盛りの大根キムチ。
まあ、キャベツはキャベツ・・
キムチは大振りの大根がごろごろしていて結構美味かった。
次に運ばれてきたのが大盛りのご飯と大きなどんぶりに入ったスープ。
ご飯はかなり美味い。
今日は車だったのでビールを飲まなかった分、ご飯をガッツリ食べた。
スープは薄味だけど野菜やわかめや肉が沢山入ってすごく美味しい。
このスープが300円なら本当にお得だ。
続いて肉。
運ばれてきたのは直径50cmはあろうかという大皿に盛られた肉と大量のモヤシ。
ん?焼肉でモヤシ?
網の隙間から落ちへん?
ためしに焼いてみたけど案の定、ボロボロと網の隙間から落ちていく。
また、肉のおこげとモヤシが絡まってわりと微妙な味だった。
いや、ここは焼肉店、モヤシを食べに来たのではない。
肝心なのは肉の味。
お肉を焼こうと箸でつかむと、カチンコチンに凍ったまま。
でも、焼肉店で冷凍は当たり前。
この価格で生の肉を望むのが間違いと言うもの。
普通に焼いてたら普通の焼肉になるし・・・
ただ、さっと焼いて半生で・・・
こういうのを望むのは無理やね。
味は・・・
タレの濃すぎるのは気になるけど、
うーん・・味は普通。
いや、値段考えたら美味しいのかも?
なんせロース、カルビが460円、それでいて量も結構多い。
普通にスーパーで買う肉の値段より安いよね。
おかげで2人とも腹いっぱい。
息子が焼肉屋さんでギブするのなんて初めてとちゃうかな?
食べ終わってカウンターに行くと・・・3,530円。
もう拍手もんの値段やね。
家に帰ってきたら嫁と娘に「くさいくさい」と言われた。
「さて、どこに行って来たでしょう?」
あ?「けむりやとちゃう?」
一発で当てられた。
息子は大満足したものの、匂いが気になるのかすぐに風呂に入っていた。
そして濃いタレの後味を消そうとしているのか3回ぐらい歯を磨いていた。
そして僕は久しぶりに腹いっぱい焼肉を食ったのでお腹がビックリしたのか
さっきからトイレに2回ほど駆け込んだ。
2階でもトイレのドアがドタンバタン・・・
息子も食いすぎてお腹壊した見たいやね。
やっぱり喰いすぎはあきません。