日本の女子ソフトについで、うちの子供たちも優勝した
8チームしか出ていない小さな大会だったけど、
比較的、地域の有力チームばかり出ている大会だったので
かなり価値のある優勝だった。
1試合目4-0 
2試合目1-0ノーヒットノーラン
1,2試合目はこちらの放った安打は両試合とも1安打。
相手のミスに乗じて勝利を拾った。
3試合目を前に子供たちに喝を入れた。

「いつまで怪物君頼りの試合をするんや、
特に○朗(うちの息子)、6年生で4番のお前がそんなに情けない顔して三振してたら
他のメンバーが打てるわけないやろ!思いっきり振って三振しても堂々とせんかい!!」

3試合目、息子2ランホームラン
5番バッターの6年生も3ランホームラン
うちの怪物君、3試合とも完封した
もう文句なしのMVP。

実はちょっと心配してた。
怪物君、打つのも投げるのもメチャクチャ練習する。
毎日かかさず500本の素振りをする。
だから、他のメンバーとの実力差が必然と出てくる。
実力の違いだけならまだしも、気持ちの上での温度差が出たらどうしよう?
もう1チーム、全国大会常連チームに属している怪物君、
はたしてうちのチームでやっていて楽しいんだろうか?

でも、そんな心配もこの3試合目で吹き飛んだ。
打つべく人が打って勝ち取ったこの優勝、
怪物君、このチームでの優勝がかなり嬉しかったようだ。
「もう負ける気がしない」
こんな嬉しいことを言ってくれた。
監督の僕も保護者もメンバーもみんな嬉しかったんだけど、
今回の優勝を一番喜んだのは主将である怪物君かもしれない。

あまりに嬉しかったので祝勝会をした
祝勝会が終わってもまだ祝い足りなかったので2次会に行った。
さすがに飲みすぎた。
酔っ払った。
もう、思い切り酔っ払った。
他の酔っ払いコーチと喧嘩までしてしまった
最初はちょっとした口喧嘩やったんやけど、
制止に入った人間も酔っ払っていたのか、
僕を羽交い絞めにしようとした。
僕は自分が冷静であることを主張しようとしてそれを振り払おうとした。
その姿に同席していた嫁が過敏に反応した。
おデコを思いっきりはたかれた。
後からかなり叱られた。

「ほんまに凄かったで」

え?そんなに凄かった?
実は自分としてはそんなに興奮していなかった。
大きい声を出したのもパフォーマンスとまでは行かないけど
むしろ、このエンドレスの会話を止めるためにどうしたら良いかと
「ええかげんにせいっ!!」
一喝するつもりで言ったんやけど、
酔いのせいで言葉が汚かったのと声が大きすぎたのかもしれない。
空気が一瞬凍りついた。
(ヤ、ヤバイ)
周りの人に「またか・・・」と言う反応をされた。
「祝いの席やろ?大きい声出したらあかん」
説明する機会も言い訳する機会も与えられず、先輩のコーチからもお説教された。
(ちゃうねん、ちゃうねんって)
心の中ではそう叫んでいたけどうまく説明できなかった。
なんかみんなに愛想付かされた感じがした。
サ・イ・ア・ク・・・・
楽しい席やったのにホンマに申し訳ないです
さすがに今日は禁酒です。

車の話はまた明日・・・

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