赤信号の横断歩道のずっと向こうに3人の人影が見える。
その人影は段々と近づいてくる。
やがて彼らは5m道路を隔てて僕の正面に立つ。
小学校1年生ぐらいの女の子、4歳ぐらいの男の子、30半ばのお父さん。
女の子は一生懸命お父さんと、弟に話しかけている。
弟はボーっとしている。
お父さんは子供が離れていかないようにしっかりと手を握りながらニコニコしている。
ああ、僕や、20年ちょっと前の僕と子供たちや。
信号が青に変わってすれ違いざま・・・
「今が一番楽しいんですよ」
心の中で声を掛けた。
泣きそうになった。
あの時はもう戻らない。
色々言ってくれる年長者がいた。
しかし、どれだけ耳を傾けただろうか?
初期のブログを読んでみた。
eonet.ne.jp/www.eonet.ne.jp/~tax/daiary1.htm
幼い、あまりにも幼い。
これが40歳を超えた大人の文章か?
いや、そんなことは重要ではない。
重要なのは書いている内容が今とあまり変わってないことだ。
18年たっても成長出来てないということ。
あと何年働けるやろう?
世間では定年退職のトシや。
成就できるんやろうか?
気持ちは萎えることはない。
体はあかんけど。
「いらん」て言われるまでやってみよう。
(もう、思われてるかも知らんけど(笑))
成就っていったいなんやねん!?