大阪グローバル

申し訳ありません、今日はお休みを戴きました。

今日はナイガイカップ大阪選手権の決勝。
集合場所に6時にたどり着くため5時に起床。
入浴後、5時40分頃に自転車に乗って家を出る。
あたりはまだ真っ暗。
着込んでいるけど、かなり寒い。
自転車に乗るのが久しぶりなのでアップダウンの道は結構しんどい。

集合場所の駐車場にたどり着くと、真っ暗な中、髭面の怪しい男が座り込んでストレッチをしている。
これはかなり怖い。
皆さん、朝方に駐車場でストレッチをするのはやめましょう。

会場には開始時間の2時間前に到着。
すでに対戦相手も来ている。
40分間、各自でアップの時間が与えられたので、僕は歩いてコンビニへ。
なんでかって??
それは昨晩呑んで帰ってきてそのまま寝てしまったけど、
朝、もしかしたら歯を磨くのを忘れたかもしれないため。。
忘れてたとしたらかなり口臭くさいおっさんなのでモンダミンとブレスケア買いました。

やがてアップの時間も終わりキャッチボール開始。
さすがはグローバル。
もうキャッチボールから違う。
コンセントレーション高めてモチベーションあげて1球1球、必死でやっている。
「勝つぞ」
そんな気持ちがひしひしと伝わってくる。

ボール回しもスゴイのなんのって。
見ているだけで値打ちがある。
これは子供のチームなんかも見習って欲しい。

試合の時間が近づく。
「両チームの選手はベンチ前に集合してください」
というアナウンスの声。
今日は登録メンバーに入っていたのでこれがかなり恥ずかしい。
先発メンバー順、控え選手は背番号順に名前を呼ばれるので99番の僕は一番最後のアナウンス。
若い選手に混じってこれをやるのはすごく恥ずかしいんだけど
フィールドに立つ、たった1回のチャンスなのでとにかく大声を上げてグランドに出る。

9:00試合開始。
初回わがチームの1番バッターストライク2球を見逃す。
瞬く間に2ストライクに追い込まれるもわりと落ち着いている。
相手は学生時代には日本代表に選ばれている大阪でも3本の指に入る若いピッチャー。
そんな余裕があるのかな??
なって思っていたけど、ここから粘る粘る。
結局は10球ほど粘ったあげくセンター前ヒットで出塁。
2番バッターはキッチリと送った後、3番バッターが三振したが、
4番がタイムリーヒットでまず先制点。
とにかく集中力がすごい。

その裏すぐにホームランで1点返されて3回裏にエラーがらみで3点献上。
スコアは1-4。
相手は日本チャンピオン=大阪桃次朗を抑えた若きエース。
このピッチャーから大量点を取るのは難しい。

だから、とにかく少ないチャンスを確実にモノにすることが大切。
そして若い相手チームの流れを切ることが大切。

グローバルはとにかくあきらめない。
相手の送りバントはファーストが猛チャージで2塁で刺す。
相手の得点機にはサードが横っ飛びの超ファインプレーでピンチを切り抜ける。
40歳を超えたエースの懸命のピッチングをみんなで盛り立てる。

4回3連打で2点を返し、1点差に追いすがったものの3-4も惜敗。

悔しいね、とにかく悔しい。

でもなぁ、メチャクチャエエ試合やった。

ここで点を取ろう。
こういうプレーをしよう。
こんな結果を出そう。
自分の役割をキッチリと果たそう。

それを現実にしようとする姿勢で練習してきた人たちのみが出来るプレーが沢山見られた。

だから、試合中、下を向いている時間はほとんどない。
ミスをした選手をみんなが盛り上げる、
いいんプレーをした選手をみんなが笑って称える。
ただ、怠慢プレーは遠慮なく叱る。
とにかくメリハリが利いている。
そういえば、プロ野球とかバレーボールのVリーグなんかがそうやね。
みんな好きでやってるんやからとにかく楽しんでプレーする。
アマチュアスポーツではこれと真逆の世界が多いね。

ほんまにエエもん見せてもらった。
試合前の高め方、試合中の集中力、とにかくすべてが違った。
このチームに関わって1年足らず。
初めて本当のグローバルを見た気がした。

彼らはなんでここまで出来るんやろう?
彼らを揺り動かすものはなんなのだろう?

これを是非とも解明したいね。
解明できたらTAX泉北も劇的に変わるんやろうな。。。

試合が終わって・・
特に何したわけでもないのに、肩、腰、ひざが痛い。
朝の集合場所に帰ってきて、
家に戻ろうとアップダウンの道をハァハァ言いながら自転車を漕いでたら、
なんと60歳ぐらいのおばあちゃんに軽く追いこされてしまった。

まずは運動不足解消からやな。。。