入庫車レポート15年ファミリアSワゴンスポルト20

初めての試みですが・・・
入庫車のレポートをします。
中古車は1台1台違います。
一つとして同じモノはありません。
「一万円でも安く買いたい」
ユーザー様の心理としてはそう思うのは当然。
ただ・・・
「スカ」は掴みたくないですよね。
ですから、私が実際に乗ってみた感想をレポートします。

今回の入庫車は15年ファミリアSワゴンスポルト20です。
走行は走行は45,000KM。

デザイン的にはうーん・・・どうやろう?
スポーツワゴン?それともツーリングワゴン?
中途半端って言やあ中途半端やけど、
ちょうど良いって言えばちょうど良い。
大きな荷物を積む必要は無いけど、ちょっとしたものは積みたい。
そんなユースにはピッタリの車です。

運転席に乗り込んでみる。
シートのハイトアジャスターは座高の高い僕のような人間にも
座高の低い女性にも便利な装備。
でも、全体的にはちょっと腰高のような気もする。
ナルディの革巻きハンドルは握りやすくてしっくり来る。

足回りは剛性感タップリ。
最初はゴツゴツ感を感じたけども、これは10分も乗ればすぐに慣れる。
レグノを履いているせいかもしれない。

ステアリングのレスポンスは○。
軽いし、回頭性も良い。
ボディも小さいので車庫入れなどの駐車時も楽だと思う。
パワステの異音などもない。

マツダのDOHC特有と言うか、低速域ではエンジンは勢い良くまわる。
7千回転ぐらいまでは軽く到達する。
速い。
いや、正確には速く感じる。
とても165psとは思えない。
エンジンのヘタリも無い。

坂道もグイグイと登っていく。
トルク不足は感じられない。

ただ、ちょっとエンジン音がうるさく感じる。
室内にエンジン音が入ってくる感じがする。

ブレーキも良く止まる。
特別に高いブレーキを使っているわけでもないんだろうけど、
車重が軽いせいか、安心感がある。

アクティブマチックのレスポンスも○。
これは発売当時は評判が良くなかったけど、
その後に発売されたスポーツシフトの車全体を取ってみても、
これぐらいのレスポンスなら十分だと思う。

トラクションコントロールやサイドエアバッグが装備されているのは安心。
キセノンヘッドランプは夜道も安心。
ボディの剛性感も落ち着く。

なんか懐かしい乗り味。
何やったかなぁ・・・
あ、そうや、昔のボーイズレーサーや。
シビックとかインテグラとかがこんな感じじゃなかったっけ?
今はこんな車、売ってないよね。

外観は左側面に数ヶ所凹みがある以外はかなり綺麗。
内装はかなり綺麗。
タバコの匂いは残っています。
オーディオレスです。

残念ながらリヤに修復歴がある。
前オーナー様に聞くと「追突」されたとの事。
バックパネル(バンパーの裏側のパネル)が交換されている。
査定の機関によってはバックパネル交換のみだと
「修復歴あり」とは取られないかもしれないが、
今回はトランクフロア先端にちょっとだけ歪みがあるので修復歴車としての販売。
走りには全く影響はありません。

リヤのスペースもそこそこ広いし、
ちょっとした家族旅行でも、これで十分。
全体的にはこの価格なら◎
今回は29万の販売価格です。