最近は夜遅くになると目が持たない。
夜は早く寝てしまうので、これからはこれぐらいの時間にブログを書きます。
病院への足が遠のいて通院の回数が少なくなる。
これは絶対にあきません。
ちょっと余談になりますが・・・
事故の怪我の賠償は客観的な数字、つまり通院回数で決められます。
例え怪我の症状がひどくとも通院回数が少なければ賠償額は少ないです。
逆にほとんど痛みはなくても通院回数が多ければ賠償額は多い。
今回の事故のようなケースの場合ほとんどが自賠責の賠償の範囲(120万円まで)内です。
自賠責の慰謝料の計算基準は4200円×通院期間、もしくは通院日数×2倍の少ない方です。
例えば3ヶ月の治療期間でトータルの通院回数が24回だと、
4,200円×90日=378,000円ではなくて、4,200円×24回×2=201,600円なのです。
あとは休業損害がプラスされるだけ。
だから、納得の行く賠償額を得ようと思えば、病院にたくさん通えばいいんだけど
仕事を持っている人はそうも行かないですよね?
ましてや病院も治療に積極的でなく、転院もままならないとなれば・・・
その間も仕事の忙しい時間帯に何回か保険会社から電話がかかってきました。
そのたびに転院をお願いしたけど、
「整骨院は医師の指示がないと認められません」
「転院は医師の許可がないと認められません」
もうね、にっちもさっちも行かなくなってきました。
毎日痛いけどそのうち慣れてきたし、
どっちが被害者かわからないぐらい高圧的な態度で、
忙しい時間帯に電話をかけられるのも非常に苦痛でした。
休業損害についての話もしたけど、
「役員は役員報酬だから休業損害はありません」
これをしつこく繰り返されました。
僕の報酬が役員報酬ではなく給与所得が大半だということを何度も言うと、
やっと・・「それなら会社の議事録を出してください」
「そこに明記してない限りは認められません」
そんなこんなで3月の半ば・・・
保険会社が3月末で治療の打ち切りを申し出てきました。
僕も嫁もほとんど病院に行けてないし、痛みは全然治まらないし、
賠償額が少ないのはわかっていたけど、
だんだん交渉するのが苦痛になってきたので、
「もう、ええかな・・・と」
いったんは申し出を受け入れることにしました。
すると保険会社の担当も軟化したのか、
医師の指示がなくても整骨院OKになりました。
ようは保険会社が認めるか認めないかだけで、
医師の指示がなくても大丈夫なんやな・・・
ところが、その日の晩、事件は起こりました。
嫁の腰の痛みが悪化して立てなくなってしまったのです。
風呂にも入れず、食事の用意もできず、本当に困ってました。
それよりも苦痛にゆがんだ表情を見ると可哀想で仕方がありませんでした。
素人の僕はマッサージすることも出来ず、
ただ、医者にもらったシップを貼ってやることしか出来ませんでした。
その日の晩は良く眠れなかったようですが、
取りあえずは痛み止めを飲んで翌朝は立てるようになりました。
この状態でも交渉を打ち切ろうとしている保険会社と治療をしない医者に不信感が大きくなりました。
怒り心頭で保険会社の担当に前の晩のことを伝えました。
3月で保険の適用を打ち切られることも断りました。
引き続き治療を続けたいことも伝えました。
すると
「治療は続けていただいてもかまいません、
ただし、保険は適用されません」
ああ、そう、そういうこと言うわけですね。
もう、あなたとお話しするのは苦痛だから他の人に代わってちょうだい。
「いえ、それは出来ません、私が担当者です」
いや、あなたとは話をしたくないのよ。
「そしたら、もう、終わりということですね」
誰もそんなこと言ってないでしょ?
もう、この人と話をするのは非常に辛かったのでその日は電話を切りました。