お別れの話

みなさん、お久しぶりです。
3日もブログを休んじゃいました。
ですので今日はちょっと早い時間に書いてます。

なんでブログを書けなかったのかというと
先週末から今週に掛けて一気に車が入ってきたからです。
掃除、撮影、広告に関わる膨大な作業をやっていて
夜にはクタクタになって書けなかったのです。
(飲みすぎもあったけど・・・・)

だから、今はお店が車でパンパン。
特にレガシィはかなり良いのが入荷してます。
是非是非、お店に来て、見て、触って、乗って下さい。

今日は分かれの話を少々・・・
先日から納車や下取などで、
お客様が大事に乗ってこられた車を引き取ってくるわけですが、
その時にはちょっと辛い思いをしたりします。
車も長い間乗っていると家族同然の愛情を持ってしまうのです。

もう古くてガタが来て・・・という事情で乗り換えられるお客様、
今までとは違う用途が生じて乗り換えられるお客様、
それぞれの事情があるのですが、
家族同然の愛情を持った車を手放すのは
それはそれは辛いことなのです。

中には涙されるお客様もいらっしゃいます。
そんな時はつい「もう一度考え直されますか」
という言葉が出そうになります。

先日、納車に行かせていただいたお客様の下取のレガシィ、
息子さんの誕生と同時に購入されたもので11年目、
走行は16万キロという車でした。
家の前で新しいレガシィの説明をさせていただいている時も
息子さんは別れが気になるのか、なんとなくそわそわとした様子。

「このレガシィの事を日記に書いてたんですよ」
ということを奥様から聞いた時、なんだか自分自身、うるうるとしちゃいました。

説明も終わり、新しいレガシィのキーを手渡して、
下取のレガシィに乗り込もうとした時の息子さんの
なんともいえないせつなさそうな表情が忘れられません。

「ありがとうございました」
お礼を言って下取のレガシィのハンドルを握った時、
ちょっと涙が出てきました。

こんなにも愛情を注いでもらって幸せやったな、ご苦労さん。
思わず、このレガシィに話しかけました。

車は家族同様、それぞれの思い出がありますね。
どうか新しいレガシィも今までの同様、大切にして下さいね。