アウディA6、10万㎞オーバーやけど秀逸

久々にA6買った。
一目惚れしてしもうた。
安く買えたらええな・・
予想よりも安かった。

2015年A6Sラインパッケージ

カッコいいでしょ?

早速試乗がてら1時間ほど高速道路をドライブ。
300psオーバーの3000ターボもエエけどこの2800でもパワーは十分。
7ATの変速も違和感ないし、非常にスムーズ。

パドルシフトで減速するのもレスポンスとしてはマニュアル車のようにはいかんけども全然オッケー。
ただし、エンジンブレーキはグッと効くかって言えばちょっと甘いです。

シートは若干硬い。
Eクラスベンツなんかに比べるとちょっと薄い感じは否めません。
まあ、車のコンセプトが違うしね。


視界はフロントウインドウが広くて実に気持ちが良い。
座席のポジションはちょっと低めだけどこのガラスの視界の広さによって運転がしやすいです。

あと特筆すべきはこのA6、プレセンスパッケージがついています。
プレゼンスパッケージ内容はとアダプティブクルーズコントロールとサイドアシスト。
アダプティブクルーズコントロールは俗にいう追従型のクルーズコントロール。


直前の車に車間距離を保ちながら追尾していくというものです。
高速道路だけでなく一般道でも使えるので追突のリスクが大きく軽減します。
前の車がいなくなると設定の速度に達するまで加速を行うんやけど、再加速が非常にスムーズ。
直前車に恐怖感を与えるような再加速をする車種もあるからね。

レーンキープアシストも素晴らしい。
走行中の車を車線の真ん中に保持しようとする機能です。
例えばウィンカーを出さずに車がふらつくと車がハンドルを操作して車線の真ん中に戻してくれます。

レーンキープアシストとアダプティブクルーズコントロール、この2つの装備があれば少しは自動運転に近いのかなっていう気がします。
事故のリスクは大幅に減りますし、それだけでなく長時間のドライブも緊張感が少なく済みます。

サイドアシストは車線変更時に左右の車線の車が危険な位置にあるかどうかを知らせるシステム。
車線変更時の接触のリスクが低くなりますよね。

あとはこんな感じでいろんな設定ができるしね。

バックカメラなどの装備もうれしいですね。

さすがにアウディだなと思うのはこの内装のデザイン。
メタルとブラック基調のコンビのデザインがカッコいいです。
シートのステッチもカッコいいですね。

そしてこの車の個体についてなんですけど2015年式で走行距離は107,200キロです。

そこはさすがにドイツ車、100,000キロ位でしたら車びくともしません。
やっぱりドイツ車は距離よりも年式かな?
運転席に若干のへたりはありますけども、助手席や特にリヤシートには人が乗った形跡がありません。


本当に綺麗です。

ハンドルのスレも少ないです。
とても大事に乗ってられたのだと思います。
ただ残念な点・・・エアコンかけるとタバコの匂いがあります。

外観は黒なのでちょこちょこ小傷がありますけども全体的には非常にきれいです。
そして月並みやけどすごくカッコいい。



こういう粋な車に乗りたいねんな。

誰かが言うてた。

「毎年乗り換えたいねん」

なんで?

「あこがれてた車が本当に安く手に入るので」

なるほどぉ

そういえばそうやな。
日本は輸入中古車やすいので150万とかでメチャクチャええのん買えるから。

自分が買うのでもやっぱり「欲しい車」に乗りたいねん。
ただ、そういうのはメチャクチャ高いので・・・
何とか安く買おうと思ったら過走行しかないねん。
それでいて新しくて綺麗で程度のいい車がいい。
そういう意味ではこのアウディは理想の車。

やはりこういうのが中古車の醍醐味やね。