先週の土日はソフトボール東日本リーグ第3節。
僕は土曜日の夜から宮城県に入りました。
試合会場に近い松島で宿泊したのはエエけど、
みんなと会うためにタクシーで仙台の方まで戻ったので
結局泊まるんはどこでもよかった感じ。
タクシーの運転手さんの震災当時の生々しい体験談を聞いて
東北の震災はまだまだ終わってないことを実感し、
今、生きていることに「どんだけ感謝せないかんか」ということを強く感じた。
それでもな、たくさんの元気な人を見た。
すこし安心したのとともに、
一日でも早く、もっとたくさんの人が
元の元気な姿に戻ってくれることを願わずにはいられなかった。
翌日、東松島市のグランドで東日本リーグ第3節の試合が始まった。
我がグローバルは前日の試合は2連敗。
この日の巻き返しに期待がかかるところだが・・・
相手チームのバッター、ハンパやない。
「なんでそんなに思いっきり振れるの?」
っていうぐらい、思いっきり振りよる。
バンバン柵越え打ちよる。
うちの若エース、自信喪失するやん。
そこまで飛ばさいでも・・・
残念ながらこの日も2連敗
しかも大敗
その中でも一筋、いや、二筋の光明があったのです。
一つはO監督のバッティング。
この日だけで4安打したと思うんやけど、
そのうちの一つの打席がすごかった。
ノーアウトランナー1,2塁の場面。
初球、ボール球を送りバントしてファウル。
2球目、切り替えて進塁打を流し打つもファウル。
3球目、チェンジアップを微動だにせず見逃してボール。
多分、ここでプランが変わってったんやな。
4球目・・内角の速球に詰まることなくレフトオーバー
彼は右バッター、見ている僕は1塁ベンチからなので表情がはっきり見えてたけど、
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
って、顔してたもん。
2ストライクになったのは追い込まれてるのではなくて、
「自分の待っているボールが何球目に来るかって」考えたら
カウントなんて全然関係ないねんな。
ぎょうさん投げてもらってたら、
そのうち待っているボールが来るかもしれんし、
来なかったら打席の中でプランを変更するだけの話。
言葉でいうのは簡単やけど、実際には難しい。
それを年齢の行った(失礼)彼が実践したのは、
技術だけやなく、集中力と気合のなせる業。
本当にエエ打席でした。
来たボールに対してただ振ってるだけではあきません。
かなり勉強になったよん、ありがとう。
あともう一つはね、
今年でグローバルを去る(予定の)H投手。
この人はね、今年で45歳。
そのH投手、若エースが火だるまになった後の登板やったんだけど、
見事なリリーフで火消し
彼はね、昔人間の体型で、
おなかはボコン、手足も短く、
今のシュッとした若いピッチャーと比べたら
お世辞にも恰好良いスタイルとは言えないんやけど、
1球1球、メチャクチャ集中して投げてた。
日本リーグ最後のこの瞬間を大事にして
感謝して、そして楽しんでいるのがすごく感じられた。
もちろん、気迫もハンパやなかった。
三振も取った。
僕にはメチャクチャ恰好よく見えた。
だから、絶対に勝利投手になってほしかった。
「必ず逆転できる」
そう思ってた。
もし、万が一、満塁で自分に打席が回ってきたら
「絶対にホームラン打ったる」
そんな思いに駆られた。
結果的には負けてしまったけど、
あのピッチング見てたら、
彼はまだまだやれると思うし、やってほしい。
本当に大きな大きな刺激をくれた。
「自分もやりたい、あの場で投げたい」
「だから練習しよう」
ってすごく思った。
H投手、感動させてもらえたよ、ありがとう。
グローバル、来年の巻き返しに期待です。
ちなみに当社スタッフのチカラ君。
初日は6打数1安打。
この日は途中出場でした。
そしてこの打席はセカンドゴロエラーで出塁。
1塁ベース上でにっこり笑うチカラ君。
でも、この後2安打、結局この日は4打数2安打でした。
お土産はなぜか新潟土産
仕事もしっかり頑張ってね。