ありえない保険会社①

今日も忙しかったです。
このご時世にほんまにありがたい話です。

昼間はそうでもなかったけど、夜はかなり寒かったです。
車検の車の洗車をさせていただきましたが、
車にかけた水がすぐに凍ってしまって、
洗車している手が痛かったです。

さて、そんな忙しい一日、
すごく虚無な出来事がありました。

この話は多分長くなるので
もしかしたら退屈かも知れんけど、
車に乗る人にとっては興味のある話だと思うので
良かったら読んで下さい。

今回の話は事故の話です。

当社のお客様が不幸にも追突事故に遭われました。
衝突は居眠り運転が原因でしかも高速道路上の事故。
被害車両はかなりの損傷を受けました。

今回被害を受けたのは9年落ちのミニバン。
まともに見積もりをしていけば約100万前後の修理代。
でも、後部に衝突されたにもかかわらず、
フロントドアやルーフにまでひずみが生じた車を無理クリ修理して
「事故前の状態と同じです」
利益としてはこの方が大きいんだけど、
こんな処理の仕方をしたくはありません。

ならばやはり事故の賠償金で同等の車を代替として
提案させていただく方がお客様にとっても最善だと思うのです。

しかし、損害賠償の世界では例え修理代が100万かかったとしても
事故車両の時価額がそれに満たないものであれば、
その低い方の価格が採用されてしまうのです。

簡単に言えば修理代が100万、時価額が80万であれば、
修理をするのであれば100万は賠償金として支払ってもらえますが、
修理をしないで乗り換えるのであれば時価額が損害賠償として採用されるのです。

100万もかけて9年落ちの車を修理するのは懸命ではありません。
だって同じ金額で同等の中古車に乗り換えられるのですから。
実際にお客様も乗換えを希望されました。

ただ、保険会社が言う時価額は77.7万。
実際に乗り換えに必要な金額は90万超。

私の役割はこの金額の調整。
保険会社に対しては実際の適正な車両本体価格を認めていただくことと
法定費用以外の販売諸費用を認めていただくことが主な目的です。

まず車両本体価格の時価額の認定。
ここは一番の難関です。

この続きはまた明日・・・・

○○大好きさん、今日はスイマセンでした。