美術⑤段階の①には確固たる理由があって、
それは僕の製作能力と言うか表現力と言うか絵心の無さが原因なんやけど、
子供の頃から発想は結構いい方で、考えることのセンスもよかったりしたのです。
なんかね、テーマ与えられたら何でもかんでも複雑にしてしまう。
相手の期待以上のことをしようとする。
昔から人に驚いてもらわんと気がスマンのですわ。
ある美術の授業。
先生は中学生の僕たちに直径10cmほどの丸太を渡す。
この丸太で好きなものを作って見なさい・・と。
みんなはこの丸太で何が可能だろう?と考える。
トーテムポール作ったり、凝った表札作ったりと・・・
僕はこの丸太をどうしてやろうと考える。
じーっと考えていると、この丸太がトカゲになったり、熊になったり、
もう想像しているだけで楽しくてしかたが無くなる。
で、考え付いたのが犬。
しかも走っているところ。
こんな感じね。
これを彫刻等で・・ね。
何が可能か?
じゃなくて
何がやりたいか?
やったから、
結構必死で頑張るねんけど・・・
さすがに彫刻刀と限られた時間内で完成させるのは
元々の僕の不器用さ考えたら無理やった。
途中まではエエ感じやねんけどな。
いっつもこんなことやってたから、作品は完成することなく、
だから提出も出来ず。
だから美術は①