昨晩、goo-netから2件の問い合わせがありました。
通常ならすぐにメールを返して返事を待つところ。
しかし、今回はいつも通りの返信と違う思いがありました。

2つの問い合わせとも東北地方のお客様からでした。

一つは被災をされた方からのものだったので、
メールを見たときは正直な気持ち、少し驚きました。

被災地の状況が関西に住む我々には詳しく分からないので
例えばご購入いただけたとしても、納車までどのような手順を踏んで行けばいいのか?
無事に被災地に車を届けられるのか?
それ以外にも戸惑った部分もありました。

夕方、そのお客様とスタッフが直接電話で話しました。
僕は直接は話す事ができなかったのだけれど、
お客様から戴いたメールの画像を見て愕然としました。

その画像は「海」そのものでした。
そしてそこには何台もの車が浮かんでいました。

ある思いが浮かんできました。
車どころではないかもしれない人もたくさんいる中で
生活の必需品として車が必要になってくる人もたくさんいる。

そんな中でTAX泉北には何が出来るだろう?

陸送会社が現地まで車を運べるのは4月後半の見込み。
それなら当社が自身の手で車を運ぶことは出来ないだろうか?

義援金?募金?
いくらか協力させていただきましたけど、
車屋は車屋の出来ることがあるのではないか?

今回は我々が生まれて2度目の経験となる大災害。
阪神淡路大震災の時も必需品として車が必要となる人がたくさんいた。
あの時、うちの会社は何をしただろう?

今回は出来るだけの事は何でもしたい。
趣味趣向としての贅沢品ではなくて、
必需品として車を必要とする人がこれから現れるなら最大限の協力をしたい。

東北地方のお客様にもこれまでにもたくさんご購入いただいた。
B4Stiのお客様も災害伝言板で安否が確認できた。

今度はTAX泉北が恩返しをさせていただく番です。
何が出来るか分からなかったけど方向性が少し見えたような気がします。
僕の考えていることが復興に役立つのかどうなのかはわからないけど、
その時期が来た時、もし、お役に立てるなら是非とも協力させていただきたいです。

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