昨日は野球関係の方と食事をする機会に恵まれた。
何度かお願いしてやっと実現できた。
野球関係だけでなく、他のスポーツの話も聞くことが出来て本当に楽しかった。
本当に本当にありがとうございました。
今日は少し考えさせられることがあった。
ある工場に行ったときの事。
スキンヘッドの人がちょっと怖いめのおじさんの掛け声の下に、
手すりにつかまってゆっくりとスクワットをしていた。
トレーニングか何かをしているのかな?
初めにその光景を見たときはそう思っていた。
スクワットがおわって30歳ぐらい?のスキンヘッドの人が松葉杖を持った。
怖いおじさんと一緒にその人が歩き出した時、僕は愕然とした。
スキンヘッドの人の足はまったく動かないのだ。
正確に言えば動くのは動くのだが、
その人の足は歩くと言う人間の基本的な機能を果たせないのだ。
松葉杖をつきながら左右の足がずるずると引きづられていくのだが、
本人もサポートしている怖いおじさんも
ただ、歩くという基本的な機能を手に入れるために必死だった。
胸が詰まった。
いや、かわいそうとかそういう同情の気持ちはない。
自分自身のことに置き換えたのだ。
ここ数日は胃が痛いとか色々あるけど、とりあえずは普通に健康(だと思う)
でも、健康であるが為に、そのことが当たり前になって感謝することが出来ない。
感謝するどころか、ささいなしんどいこと、辛いことを
わざわざ見つけて、勝手に不幸な気持ちになっていた。
僕のしんどいことなんか、あの人たちの苦労に比べたら屁でもない。
僕のしんどいことなんか、行動することによって改善できることも多い。
彼らは僕よりもっともっとしんどいだろう。
自分の足で歩くことを手に入れた時、大きな喜びを手に入れ、感謝することだろう。
今生きていること、今あること、今働けること、そして家族や両親や仲間がいること、
これは当たり前ではない。
だから、このことに感謝し、守ることに努力することが大切です。