今年は寒くならんよな。
寒がりの僕には十分寒いねんけど、それでも例年よりも随分とマシやな。
マイクロバスを運転したくて免許を取りに行っている。
教習所に通えばええんやろうけど費用も時間も惜しい。
なので、今回は一発試験。
合格率2割?
それなら5回行けば通るのか?
今回は2回目。
前回の試験より2週間たっている。
気持ちも幾分かリラックス。
前回のように気負うこともなく受ければよい。
いや、受けるだけではなくて落ちればよい。
5回で通るなら落ちて当然。
そう考えれば緊張することもない。
なので今回は泉北丸で練習もしていない。
リラックス、リラックス。
そして僕の順番。
今回も前回と同じ試験官。
名前を告げていざ出発!
前回は10秒足らずで失格。
今回は同じ轍を踏むもんかと、注意深くコーンの箇所を通過。
でもな、なんとなくスムーズに運転ができない。
泉北丸と大きさは同じでもクラッチフィーリングが違ってすごく乗りにくい。
ギクシャクしながらトラックはS字カーブに差し掛かる。
S字?
普段は細いところ走っているので楽勝やな。
あ?もしかして後輪乗り上げた?
あ?今度は前輪乗り上げた?
はい、吉原さん、残念ですが帰ってください。
(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)
またか?
今度は30秒?
10分の一も走ってへんやん。
なんか、もう・・・
情けなくなってきた。
自分のような人間がマイクロバスを運転していいのか?
試験官は優しくポイントを教えてくれた。
その優しい言葉を聞くと涙が出そうになってきた。
すいません、すいません。
情けなくなって謝った。
「いや、謝らないでください」
試験官も僕の態度を見て狼狽していた。
なんか、受からん気がしてきた。
教習所行こうかな?
でもな、こんなことをネタで書き出せば今さら教習所には行けんわな。
取りあえずはもう1回行ってみて、それから考えよう。