中型限定解除、一発試験に行ってみた②

今年は寒くならんよな。

寒がりの僕には十分寒いねんけど、それでも例年よりも随分とマシやな。

マイクロバスを運転したくて免許を取りに行っている。

教習所に通えばええんやろうけど費用も時間も惜しい。

なので、今回は一発試験。

合格率2割?

それなら5回行けば通るのか?

今回は2回目。

前回の試験より2週間たっている。

気持ちも幾分かリラックス。

前回のように気負うこともなく受ければよい。

いや、受けるだけではなくて落ちればよい。

5回で通るなら落ちて当然。

そう考えれば緊張することもない。

なので今回は泉北丸で練習もしていない。

リラックス、リラックス。

そして僕の順番。

今回も前回と同じ試験官。

名前を告げていざ出発!

前回は10秒足らずで失格。

今回は同じ轍を踏むもんかと、注意深くコーンの箇所を通過。

でもな、なんとなくスムーズに運転ができない。

泉北丸と大きさは同じでもクラッチフィーリングが違ってすごく乗りにくい。

ギクシャクしながらトラックはS字カーブに差し掛かる。

S字?

普段は細いところ走っているので楽勝やな。

あ?もしかして後輪乗り上げた?

あ?今度は前輪乗り上げた?

はい、吉原さん、残念ですが帰ってください。

(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)

またか?

今度は30秒?

10分の一も走ってへんやん。

なんか、もう・・・

情けなくなってきた。

自分のような人間がマイクロバスを運転していいのか?

試験官は優しくポイントを教えてくれた。

その優しい言葉を聞くと涙が出そうになってきた。

すいません、すいません。

情けなくなって謝った。

「いや、謝らないでください」

試験官も僕の態度を見て狼狽していた。

なんか、受からん気がしてきた。

教習所行こうかな?

でもな、こんなことをネタで書き出せば今さら教習所には行けんわな。

取りあえずはもう1回行ってみて、それから考えよう。