悪いことしてるから泣くんやで

取引先の担当者、俺より2歳年下。
なのに、結構老けているわけですよ。
なんもね、着飾ったり、若く見せようとは思わんでもエエ。
そんなことしたらお金もかかるしね。

中谷に「あの人、俺より2歳年下やって」と、
(エー?専務は若く見えますね)という回答を期待しながら伝えてみると、
「ああ、そんなもんしょ」って。
え?俺よりも老けて見えへんかい?
「え?そんな変わらんしょ」
もしかして、これすら気ぃ遣ってんのかい?
まさに「自分の見てる自分」と「他人が見てる自分」は違う(笑)

先日、お店にやって来たお客様が泣くじゃくるお孫さんに言った一言。
「あのな、悪いことしてるから泣くんやで」

ガッビーーン!!
正にその通りやんかいさ。
(この表現が古いんか?)
自分にやましいところがなかったら堂々としてたらエエ。
逆にそうやなかったらいっつもビクビクしてんといかん。

俺かていつも自分の信念に基づいて行動しているときは自信持っているけど
「もしかしたら間違ごうてんとちゃうかい?」
って思うときは、ちょっと相手の事が怖くなって電話したりしにくくなる時も・・・
そういう時は一刻も早く謝るか間違いを正すか・・
だって放っておいても何の解決もせんし、解決するんは自分しかおらんしね。
放っておくんは最悪。
「時間が解決」してくれたんと違う。
誰かが解決したか、誰かを追い込んだわけや。

そう言うときは笑えるか?
そんな時笑ってたらな、幸せにはなれん。
自分の幸せは人の不幸の上には成り立たんから。

子供はな、正直や。
自分の気持ちが素直に感情や表情に出る。
だからわるいことしてる時は自分が怖くなって泣いてしまう。

大人になった俺は・・・
悪いことしてるのに笑ってへんやろうか?
いつの間にか恐怖に慣れてへんやろうか?
少なくとも俺は俺の感じる信念で仕事をしたい。
自分も泣いて相手も泣かすんやなくてたくさんの人の笑顔が見たい。