仕事と脳の話

2016年09月02日

先日、当社のお客様が不幸にも事故に見舞われました。

所有車両はもともと当社で販売させて頂いたR2S。

走行は10万㎞の車だけど機関系の程度もよく、
大事にされてきたピカピカの車です。

当社に見積もりのご用命を頂いたので
見積もりして相手保険会社に送ったのです。

ところが・・・
数日たっても保険会社から何の連絡もなし。

修理代の打ち合わせをさせて頂くべく連絡をさせて頂くと・・・

今回は修理金額が時価額を上回るので全損になります。
○○様も修理をせずにお乗り換えを予定されているとのことでしたよ。

で、出た、
一番、あったらいかんパターンや。
まず、事故の知識のないお客様に、
乗り換えるかどうか聞いてから話を進める最悪のパターン。

ちなみに全損金額いくらなの?

はい13万円で打診してます。

どうやってR2Sが13万円で乗り出しできる出来るのでしょうか?
保険会社は交渉の初期段階は小売業者が誰も使っていない資料を基に交渉して来ます。

何も知らない人はこれで押し切られちゃうのでしょう。
実際にそんな話をよく聞きます。
僕は全損の話に次の車を調達する車屋として入っただけで
ある通販系の保険会社の担当から「非弁行為」と言われたことがあります。

所有車を過失ゼロで葉化されたにもかかわらず、
販売の平均価格を採用して頂くだけでもかなりの労力が必要です。

諸費用や整備費用は?
はい、それはご自身で負担してくださいと。

だから、車をつぶされたにも関わらず、たくさんの資料を用意せんとあきません。
黙ってたら。。。。エライことになります。
支払を少なくするのが正義やと思ってる人は大勢います。
っていうか、そんな人が大半です。

今、業界は史上空前の利益率らしいです。

楽しいですか?そんな仕事が?
胸を張れますか?

僕は中古車販売のプロなので13万円の金額は恥ずかしくて言えません。
それを堂々と言えるのは・・・

もしかしてもう脳がそうなってしまってないですか?
誰が喜んでますか?
こういうのが優秀な人の仕事ですか?

その陰で契約者、事故の相手方は泣いてないですか?

13万はあきません。
僕は当社の利益をゼロにしても13万で同じクオリティのR2を提供できません。

ということは事故車を原状復帰しようとなると、誰かが負担をせんとあきません。

それは誰か?
当然、事故の当事者のどちらかです。

もうそんな保険は保険とは言えません。
一部保険です。

ほんまにどこで保険入るか、きちんと考えてください、
お店で一生懸命啓蒙するんだけど事故したことない人はピンと来てません。
実体験のない人はエライ目にあって初めて気が付きます。

僕は人が泣く仕事はしたくありません。

私の大事なお客様がエライ目に遭うことがないよう、祈ります。