車の買い方~残価設定編①

2015年12月22日

これは「残価設定」タイプの購入でも同じようなことが言える訳で
総支払額に注目することが大事です。

「残価設定」タイプのローンの特徴は簡単に言えば、
「頭金の後払い」です。
ここで気を付けなければいけないのは「頭金を後払いする」っていうことは
「その部分にきっちりと金利がのっかっている」ということです。
よく「残価設定」タイプで低金利を謳っているローンがありますが、
残された残価=例えば300万の車に対して150万が残価なら
150万にのみ金利が乗せられているのではなくて300万全体に金利がのっかっています。

実際にシュミレーションしてみると・・・
条件60回均等払い
車両本体価格290万
頭金0円

①通常オートローンの場合
毎月の支払額36,000円
ボーナス月加算額100,000円
60回支払い後の残債0円
金利を含めた総支払額3,165,350円

②残価設定タイプのローンの場合
毎月の支払額20,900円
ボーナス月加算額100,000円
60回支払い後の残債1,014,9660円
金利を含めた総支払額3,252,325円

と、約9万円もの差額が出てしまうわけです。
あと、気を付けなければならないのはその車を乗り続ける場合、
60回支払い後の残債を現金で支払えれば実質の差額は9万円ですが、
これをローンで支払った場合さらに金利がかかります。

分かります?
要するに目先の支払額にとらわれてるんですね。

値引き○○円にすごくこだわる割にはローンの金利、気にしてない人が多いです。
あ、残価設定タイプの場合は値引き額が変わる場合もあるので気を付けてくださいね。

でも、毎月の支払額が少なくて、5年後には乗り換えられて・・・

これ、メリットですよね?

いやいや、ここも違います。
残価設定タイプの場合、残価と実際の査定額は大体が査定額がの方が高いです。
購入時の残価は予想される査定額よりは低く抑えられることが多いです。
残価100万、実際の査定額120万。
なら、車を返却するよりは買い取りしてもらう方が得ですよね?

要するに目先の支払額だけで購入しちゃうと
結果的にはたくさんのお金を支払う仕組みになってしまうのです。

個人向けリースや残価設定型ローンはお客様のメリットよりも販売店のメリットを考えた買い方なのですよね。

当たり前の話ですが「車屋」が考えたシステムは「車屋」のためのものであって
「お客様が得をする」ためのものではありません。

現金で購入できる人はシンプルです。
ガンガン値引き言うてください。
それが一番お得かと思います。

ローンで購入する場合はちょっとだけ勉強が必要です。
なんせ大きい買い物ですから。