子供のソフトボールの監督を卒業して3年。
当時3年生だった子供が今年卒業という事で、留守に自宅に来てくれた。
娘が対応したのだが、僕が留守であることを伝えると
「じゃあ、いいです」
って帰って行ったらしい。
そのことを聞いて懐かしさも手伝って、その子供に電話をすると
「手紙を渡したかったんだけど、お話もしたいので・・・」
な、泣かせるやないかい・・・
うんうん、よっしゃ分かった。
お店に来てもらったらいつでも会えるねんけど、
このお店に来るには大きい道路を渡らんと行かん。
まあ、6年生なので余計な心配はせんでエエんやろうけど、
それでも僕が仕事の合間に会いに行く方がエエんやろう。
「土日はグランドにおるの?」
「はい、3月いっぱいは練習には行っています」
という事で、土曜日のお昼前後にグランドに行くことを約束。
そして、当日。
いつものように朝に手帳で当日の予定を確認。
「ああ、そうや、今日はF君と約束の日やな」
なんて思ったのもつかの間。
いつものようにバッタバタ。
次々と仕事をこなしていくうちに時間の経つのを忘れていました。
すると携帯に嫁からTEL。
「F君、家に手紙持って来てくれたで」
え??
ええええーー??
もう、そんな時間??
時計を見ると約束の時間を1時間以上もオーバーしていました。
可哀想なことをしました。
もし、グランドで僕が来るのをひたすら待っていてくれたとすると・・・
本当に可哀想なことをしました。
急いで電話をしました。
「直接手紙を渡したかったので・・・でも、もういいんです・・・」
涙が出そうになりました。
「今、どこにおる?」
彼に会いたい!!!
車を走らせました。
玄関のドアを開けて彼が出てきてくれました。
ヒット打ったか?
「はい、打ちました。」
そうか・・・
お兄ちゃんもな俺が監督の最後の試合で打ったんやで・・・
その後、1分ぐらいの対話だったけど、本当に楽しかったです。
出来ることなら・・・
子供の監督、もっかいしたいな。
(いらんしがらみのないところで・・・・笑)