理想主義だと言われても・・・

では笑顔を見るために仕事をして人はどれだけいるのでしょうか?
自分がやりたい事をしている人はどれだけいいるのでしょうか?

多くの人がそんな本来の仕事の目的を忘れて
仕事をしているような気がしてならないのです。

コンプライアンス?
もちろん大事なことなんやろうけど、
これまでの仕事をより複雑化し、
それに忠実な人は評価されて、そうでない人は・・・

みたいに本来の仕事の目的を見失っているような気がする。

本来の目的?
仕事の本来の目的ってなんやろう?

僕は、飽くまでも僕は御客様と仕事をする人の満足、その結果の利益だと思うのです。
利益は御客様の満足の延長上にあるものであり、
また、そうしないで得られる利益なんてありえないと思うのです。

でも・・・
現実は・・?

たとえば自動車保険なんかもそうやと思うけど、
今年は保障内容の見直しがどうのこうのとか、
保険料全体の改定がどうのこうのとか、
前年車両事故を起こした人は免責がどうのこうのとか、
いかにして利益を確保するかが最優先で、
お客様にとっては都合の良くないことが多くて、
細かいことにはチェックは行き届いても、
保険自体の機能はどんどん薄っぺらい感じになってきているような気がしてならないのです。

そこで働く人たちは会社がその方向性を示したら
自分の意思に反することだとしてもそれを全うするしかないのです。
そんな仕事のやり方を続けたとしたら・・・

枠に収まる人はいい人。
そうでない人は悪い人。

いい商品を買ってもらって、本当に満足してもらって儲ける。
この大切な部分を忘れているんですね。
どんな営業マンでも悪くて高い商品は売りたくないはず。・
いい商品を安く・・・

その点、飲食業界はシンプルで、その分シビアな世界です。
うまくて安ければ流行る。
うまくて高くても努力すれば流行る。
そんな可能性があります。
でも、うまくなくて高かったらほとんど無理。

そう考えたら自分の仕事はどうなんやろう?
意にそぐわない仕事(良心が咎める仕事)を避けて
自分が誇りを持てる仕事のみを追求するのは
僕の場合は組織とか関係ないので難しいことではない。

だから明日も笑顔で仕事しよう。