先日の日曜日、試合に行った帰りの車の中でのこと。
グローバルのみんなで食事をしたようだけど、
僕とロッドさんは所要があったので帰ることにした。
今回は摂津まで来たので嫁さんの両親と食事に行こうと思い、実家に電話。
でも、誰も出ない。
ということでお父さんの携帯に電話。
するとお父さんは同窓会で梅田にいるとの事。
それならせめてお母さんと隣に住んでいる嫁の妹夫婦だけでも・・と思い、
嫁の妹の旦那にTEL。
電話に出た旦那に
「今どこ??」
と聞くと、
「え?今、うどん屋にいます」(お前は11時からうどんかい)
「ああ、そう?みんな一緒?」
「いや、僕一人です」
「それなら君はいいや。」
「え?何ですか?何の用事ですか?」
ということでお母さんと嫁の妹と行こうと思い、嫁の妹の携帯にTEL
「今どこ??」
「学校のバザーに来てる」
「ふーん・・・」
その一連のやり取りを聞いていたロッドさんのひと言
「人気ないですねぇ~」
仕方がないので家に帰ってきた。
家に帰ったらノリとポンが歓迎してくれた。
娘は学校のクラブ、息子と嫁は少年野球。
することもないので会社に行こうか?
いや、あかん、今日は休むって決めたんや。
また行ったらなんじゃかんじゃと手を出してしまう。
じゃあ、息子の野球でも見に行こう!!
と思ったけど、これも他の学年の練習試合の見学だけで見に行っても仕方がない。
あ、良く考えたら昼飯食ってない。
日曜日の昼間から一人で飯食いに行くのも寂しいので家で食べよう。
冷蔵庫にあった前の晩の残りのハンバーグと卵を冷ご飯の上に載せて電子レンジでチン。
それと缶ビール1本。
これがことのほかうまい!!
腹がへったら何でもうまいね
そのあと犬を庭に出して自分も庭でウトウト・・・
しかし、こんなところで寝るわけにも行かない。
良く考えたら5時に起床したので眠いのも仕方がない。
よし!!昼寝をしよう。
ということで横になる。
ああ、昼寝なんて何年ぶりやろう???
すっきりと2時間ほど寝て体調回復。
時間は4時過ぎ、さて何をしよう??
本を読もうか?それともテレビを見ようか?
なんて考えていたもののやっぱりパソコンの前に座ってオーダーの車の検索。
そうこうしているうちに時間は5時過ぎ。。
そうや、今日は晩御飯を作ろう!!
朝5時過ぎから出かけている嫁と娘と息子の為に腕によりをかけてお父さんの料理を作ろう。
これでも昔は調理のバイトを4年ほどやっていたので料理はお手の物(のはず)
とりあえずご飯を6時半に炊き上がるようにセットする。
冷蔵庫をガサゴソする。
うーん・・これといって・・??
おお!豚肉があるやん。
豚肉、豚肉ねぇ・・・
豚しゃぶ、酢豚、生姜焼き・・
なんかパッとせんなぁ。
こう、家族でみんな一緒にニコニコしながら食べられるものがいいねぇ。
とネットでレシピを検索するもこれといったレシピがない。
みんなで出来立てアツアツ・・・
なんて事を考えていたら息子たちが帰ってきた。
息子に
「何が食べたい?」
と聞くと
「何でもエエ」
と、疲れた声の返事。
「よし、天ぷらしようか?」
「うん、天ぷら好き。天つゆつけて食べよう」
うんうん、ええな。
僕が作った揚げたての天ぷらをみんなで食べる。
これぞ団欒。
久しぶりの家族全員での食事のひと時。
材料は・・・?
かぼちゃとサツマイモしかない。
よっしゃ、マツゲンに買出しや。
マツゲンで椎茸とエビとイカと・・うーん・・カキも季節やな。
キスは・・?さすがに開くのが邪魔くさいし、季節やないから売ってないし・・
こんなもんでエエか・・・?
と、惣菜コーナーの前を通ると、
うまそうなエビの天ぷら、鶏の唐揚げ、とんかつ、エビチリなど
休日のこの時間に売ってるはずのない惣菜が沢山残っている。
ここで頭の中に邪悪な考えが浮かんできた。
エビの殻をむいてしっぽの先を切り落として、
カキの水気を切って、
かぼちゃとサツマイモを切って、
椎茸の石突を落として、
水とマヨネーズを混ぜて小麦粉を入れて衣を作って・・・
そんな邪魔くさい仕事をしている僕の姿が・・・
(考えたら嫁さんはエライね。毎日のことやもんね)
思わずカゴの中のものを全部戻した。
そして惣菜をたくさん買った。
冷たいものばかりはイヤなので餃子も買った。
餃子を焼いて買ってきた惣菜を広げた。
それでも家族は「うまいうまい」と食べてくれた。
でも、炊き上がったご飯は完全に失敗やった。
翌日の子供たちの弁当のことを考えてジャーのキャパシティいっぱいの米の量を入れたのと
水の量を間違えたのとでカチカチのご飯が出来上がった。
「お父さん、ご飯固い。。。」
たしかに・・・
これは食われへん・・・
可愛そうに嫁さんはご飯を炊きなおしていた。
僕が炊いたご飯はチャーハンか雑炊用に嫁さんが小分けにしてラップに来るんで冷凍にした。
試合は負けて、人気がなくて、晩飯も満足に食べさせてあげられなかったけど、
なんとなく休日を満喫した1日だった。
終わり