家族揃って久しぶりの晩御飯

先日の日曜日、朝一は子供たちの試合に行って昼からの出社。
なんか、午前中はバタバタしたみたいだけど、
僕が出勤してからは落ち着いていた。
な~に?皆さん僕を避けてるの?

日曜だと言うのに幸か不幸か?久しぶりに8時過ぎに会社を出たのです。
8時過ぎに家に帰ると・・・
「私は傷ついてんねん」と娘の訴え。
そうか、傷ついてんのか?可愛そうによしよし。
で、何で傷ついてんの?

「お父さん、私が2回も電話したのに出てくれへんかったやろ?」
携帯電話を見るとなるほど娘からの着信が・・・

でもさぁ、しかたないやん、仕事やねんも・・?

いや、電話出られへんかったのはええねん。
今日はお腹が減ったから久しぶりにみんなでご飯食べに行きたいねん。

おお!!
よしよし、そうか、それならみんなでご飯食べに行こう!!

と、決めたのはいいが徒歩圏(僕はビール飲みますから)で行ける店は数件。
居酒屋系か寿司屋かファミレスか?
もうどこも飽きたので久しぶりに大手チェーン系の焼肉やさんに入った。

その焼肉やさん、なんかさぁ、ホールの人は和服とかでやたらキッチリとしてるねんな。
でもな、肉はあんまり・・・という評判の店。
それでも徒歩圏ないなのと今日は久しぶりの家族そろっての食事なので
365歩のマーチ(若い人は知らんか?)のごとく、
その店に歩を進めるのです。

夜の9時過ぎと言うのにその店はガラガラでした。
メニューは絞られて少ないんですが、色々と頼むのは邪魔臭かったので、
その店のセットメニューで一番高いやつ3人前を頼むことにしました。
まあ、僕は焼肉を食べないので量的にはピッタリだし、
単品を頼むと高いのでセットがちょうど良かったりするのです。

ところがねぇ、セットのあるメニュー。
口に入れた途端にうぇ~っ!!
吐き出してしまったのです。
なんともいえない腐敗臭と独特の酸味。
僕は慌てて口から肉を吐き出しました。

店員を呼びました、
すると飛んできたのはアルバイト。
「社員さん、いらっしゃいます?」
と、その呼びかけに対して若い女性の社員さんが対応してくれました。

「すいません、僕の舌が間違ってたら申し訳ないのですがこの肉、腐ってませんか?」
「出来たらキッチンの人に聞いてください」
と、出てきた大皿のお肉を持って帰ってもらいました。

1分・・・
2分・・・・
5分・・・・・・
5分以上してその女性社員は出てきました。

「このお肉はクセのあるお肉です」

そうかぁ~。
この肉はクセのある肉やったんやぁ~。。。。。

って、アホかい!!!

明らかに腐敗臭と酸味まで出ているこの肉がクセで済ませられるはずはないやろう?
おまけに○○という内臓以外の部位の景品表示をして
「クセのある肉」
これはないやろう?

赤身でクセのある肉?
少なくとも僕は40年以上生きてきて、内臓ならまだしも
赤身の肉でクセのある肉は牛では食ったことがない。

「じゃあ、これは腐ってなくてクセの味なんや、
僕の舌がおかしいのね?それはあなた個人の見解ではなくて会社としての見解ね?」
ということでその後もその腐った肉を食べ続けてやろうと思いましたが、
明らかに腐敗集臭と酸味まで漂ったその肉を食べる気にはならず、
食欲はおろか、久しぶりの家族そろっての晩御飯の空気も
どこかに飛んでいってしまいました。

長くなるので続く・・・・