そもそもゴルフなんて・・・

ゴルフを始めてから18年。
カミングアウトしちゃいますけど、
実は未だ110を切ったことがありません。
まあ、ゴルフ歴18年つっても、
当初15年ぐらいは年に1、2回のラウンド数でした。
練習もしないので当然うまくなるはずもありません。
とにかく何でも満振り。
300ヤードちょっとの短めのミドルホールなら1オン、
ロングホールは常に2オンを目指しています。

そんな僕でも、ここ2年ぐらいは年に5回ぐらいコースに出ます。
ラウンド数が増えるとスコアは反比例して少なくなるはずが
やはりどうあがいても110を切れない。
いや、110を切れないだけならまだしも
先日のコンペでは133をたたき、ダントツのブービーメーカー。
地元企業の親睦会のコンペに参加したのですが、
親睦どころか(もう、お前来るな)という
重い空気まで醸し出しました。

ずーっとスポーツやってて巨体の僕が
「小柄なおじいちゃんに負ける」
こんな理不尽なスポーツはありません。
「もう2度とゴルフなんてするもんか」と誓って1ヶ月。

以前から「一緒に行こう」と約束していた仲良しのお客様に
お客様「ゴルフ行こうや」
僕「エエよ」
お客様「いつ行く?」
僕「エエよ、いつでも」
お客様「じゃ、来週の火曜日」
と、とんとん拍子に話が決まり、昨日ゴルフに行ってきたのです。

今回はなんとなくいつもと気分が違います。
絶対に110を切れる予感がしてました。
練習場へは1回行っただけ。
でも、なんとなく自信がありました。
それはこんな記事を読んだからです。

■ 振りすぎを防ぐ方法   記事:吉本巧(よしもと たくみ)プロ
本日は、アマチュアゴルファーの大敵である
「振りすぎ」を防ぐ練習ドリルをご紹介します。
ゴルフのフルスイングというのは「静」と「動」からできてきます。
セットアップは「静」
バックスイングは「動」
トップのポジションは「静」
ダウンスイングからインパクトそしてフォロースルーまでは「動」
フィニッシュは「静」という感じです。

良いスイングというのは、
フルスイングの中に「静」と「動」の両方を
バランス良く持ち合わせているスイングです。
プロのスイングはもちろん豪快ですが、
同時に繊細ですごくシンプルです。
「動」だけではなく「静」もしっかりとバランス良く持ち合わせています。

ゴルフのテレビ中継やトーナメント観戦で
プロのスイングをご覧になられた方はいると思いますが、
プロはフィニッシュのポジションを「ピタッ」っとキープしたまま静止し、
自分が打ったボールを目で追い続けることができます。
そしてボールが止まるまで、フィニッシュのポジションを崩しません。

フィニッシュというのは、スイングの最後のポジションです。
フィニッシュ時のクラブヘッドの動きを見れば
球筋が安定しているかがわかります。
フィニッシュでクラブヘッドが暴れると、球筋も暴れます。
フィニッシュでクラブヘッドが「ピタッ」っと静かに安定すれば、球
筋も安定します。
フィニッシュでクラブヘッドを「ピタッ」と
2秒止めることができるか試してみて下さい。
「ピタッ」っと止めることができない時は「振りすぎ」の証拠です。
「静」がなく「動」を優先し過ぎたスイングです。
世で言う「振りすぎスイング」というヤツです。
振りすぎてしまうとスイングが安定せず、
もちろん球筋も安定しません。
「振りすぎ」はドラコンホールで「飛ばしてやろう」と力が入った時や、
朝一番のティーショットで力んでしまった時によく起こります。

次回打ちっぱなし練習場へ行かれる機会があれば、
練習に来られている方々のスイングを見てみて下さい。
フィニッシュでクラブヘッドが安定しているかどうか
チェックしてみて下さい。
そしてテレビ中継のプロのスイングのフィニッシュでの
クラブヘッドの動きと比べてみて下さい。
フィニッシュでクラブヘッドが「ピタッ」と安定しているスイングの方は、
球筋も安定しています。
「振りすぎ」というのは自身では気が付かないうちに勝手に生まれてきます。

例えば、練習場で続けてボールを打っていると、
自身では気が付かないうちに少しずつスイングが大きくなってしまいます。
私はこれをスイングが「荒れてくる」と言っていますが、
続けてボールを打ち続けていると、体の中の肩の動き、腕の動き、腰の動き、
足の動きが少しずつ大きくなってきてしまうという現象です。

荒れたスイングでボールを打ち続けた後に
少し休憩してボールを打つと急に当たらなくなったりします。
ドライバーの練習をした後にアイアンを打って
急に当たらなくなるのも同じ原理です。
ドライバーを打ち続けることにより、気が付かないうちに
スイングが大きくなりスイングが荒れてしまいます。
コースで、ドライバーをおもいっきり振って、
その後ショートアイアンでミスするのも同じ原理です。

スイングが荒れてきた時に行なう練習ドリルをご紹介します。
目を閉じて素振りをします。
目を閉じて素振りをすると、
最初は恐る恐るでしたかスイングすることができません。
スイングが荒れていればいるほど、
目を閉じて素振りをした時と目を開けて
スイングした時のギャップが大きくなります。
目を閉じて素振りすることにより、
スイングをシェープアップさせることができます。
クラブをコントロールできてくるようになります。

「ちょっと振りすぎてるかな」と感じたら目を閉じて素振りをして下さい。
自分のスイングを一度リセットして下さい。
練習場だけではなく、コースでも同じです。
プレー中自身では気がつかない間に
スイングは少しずつ大きくなってしまいます。
プレー中の「振りすぎ」はスコアメイキングの大敵です。
ラウンド中に「ちょっと力んできているな」と感じたら
目を閉じてゆっくり素振りをして下さい。
クラブヘッドをコントロールすることにより、
クラブヘッドの起動が安定し、「振りすぎ」を防ぐことができます。

おおっ!!なるほど
これまでは「振りすぎ」てたのね。
で、早速出足の1番ホールから目をつぶった素振りを実践。
すると・・・・
1番パー
2番パー
3番ボギー
お?やっぱりいつもと違うやん。
でも、さあ、なんとなく違和感。
同伴プレーヤーの「やっぱ、思いっきり振らなあかんで」
おお、そうか!
やっぱり男は思いっきりが大切やな。

はい、そこからは言うまでもありません。
結局、スコアはいつもと同じ。
でもさあ、後半は思いっきり振ったけど
力を入れる場所を変えてみたんですよ。
するとビックリ!!
300ヤード近いドライブ、4発ぐらい出したんとちゃうかな?
そんな球ってある程度方向性も安定するんですわ。
300ヤード飛ばすと長いミドルホールでも
後はウェッジで楽々・・・のはずが、5オンしたりと
スコアはあかんままやったけど、つかんじゃいました。

会社に帰ってきて、一仕事終えると
仲良くして下さっているお客様が御来社されました。
ほんで、「メシ、行きましょう」って事になって
長い付き合いでこのお客様と初めて食事に行ったけど、
色んなお話も出来てすごく楽しかった。
メチャ、いい一日でした。

(まだ、二日酔いですが・・・・・)