スバル、軽自動車から撤退

スバル、軽自動車から撤退

トヨタ自動車と富士重工業、ダイハツ工業の3社は10日、
新たな提携戦略について合意したと発表した。
トヨタが富士重への出資比率を現在の8・7%から16・5%まで引き上げることが柱。
トヨタは子会社のダイハツを含め開発・生産分野で富士重との協力関係を大幅に強化し、
富士重は軽自動車の生産を順次、ダイハツへ委託。
数年後には軽自動車の自社開発・生産から撤退する。
「スバル360」を生み出し、軽自動車業界の草分け的な存在だった富士重の撤退によって、
一つの時代が幕を閉じる。

今回の提携で、富士重は21年後半から軽自動車について順次、
ダイハツからOEM(相手先ブランドによる生産)供給に切り替え、
数年かけて全車種をダイハツからの供給でまかなう。
スバルブランドの軽自動車の販売は続けるが、自社での開発・生産は行わない方針だ。

(ネット上の記事より抜粋)

やっぱここでもトヨタの影響か?
スバルの社長は「うちからトヨタにお願いした」ってコメントしてるけど、
せめてR2だけでも残してくれないものだろうか?

普通車と同じくスバルなりのこだわりを見せたスバルの軽自動車。
ヴィヴィオ、プレオと来て、R2がなくなるのは非常にさびしい。

株が上がってた所を見ると投資家の人たちには指示を得たんやろうけど、
あの「360」を生み出したスバルが軽自動車から撤退とは
一時代の終わりを感じる。

確かにR2のスーパーチャージャーが約140万。
若者の車離れが顕著なこの時代、
いくら運転の楽しさにこだわった軽自動車を開発したとて、
数字にはつながらないことだろう。

実際に当社もR2のSの3年落ち、4年落ちの相場が
本体価格で100万を超えるようになれば
いくら「R2は楽しい車」とは言っても販売する自信はない。

実は今週もR2を一台仕入れた。
こんな事言うと業界からまた叱られるけど、
程度のいい車と悪い車の価格差が比較的、軽自動車の中でも大きな車だった。

ところが、今日のオークションはこのニュースが影響したのか分からないけど、
程度が「イマイチ」な車でも結構高かったし、
出品店も強気の設定をしていた。

最終モデルのヴィヴィオのRX-Rの4WDのMT車で3万キロ、
ピカピカの車があったら、一体いくらの価格が付くんだろう?
R2Sもそういう車になっていくんだろうか?

いや、もうすでにそうなっているのかもしれない。
正直な話、オークションで評価点4.5点以上車を落札すると
本体価格で5万円の利益を出すのは難しい。
(2年ぐらい前まではそうでもなかったけど)

だから、程度のいいR2Sを手に入れた方はこの車を大事にしてほしい。
新車で140万、程度のいい3年落ちで80万。
この先、この日本でこんな軽自動車が生まれることはもうないと思う。

この車に関しては程度の悪いのは買わないで下さいね。
車は機械です。
同じ年式、同じ走行距離でも使い方、管理のしかたによって
程度の良し悪しが出るのは当然です。

僕も今のうちに1台、キープしておこうかな?
(車庫と金がないけど・・・・)