子供の頃ってすごいよな

先日、お店の近くのローソンに行った。
レジでお金を払う時、息が止まりそうになった。
レジを担当していた女の子、身長は170cmぐらいあるだろうか?
化粧ッ気はないものの、細身ですらっとして顔が小さくて、まさに息を飲む美女。
すかさず名札を見た。
名札の写真は高校の制服のそれだった。
もしかして高校生?

反則やな。あれは反則。
化粧もせず、ローソンの制服であんなに綺麗だなんて。
そういや、何年か前に乗ってきただけでまわりの乗客の会話が止まるほどの
綺麗な女の子を見た記憶がある。
あの時はその女の子が降りたすぐ後に
「何あれ?モデル?あんなん反則やな」
と、他の乗客の女の子が言っていたのを思い出した。
頭が大きくてスタイルも不細工な僕とは大違いや。

最近は同じ失敗を何度もする。
新しいことがなかなか覚えられない。
聞いているときは分かっているんだけど、時間が経つと
「えーっと、どうするんやったっけ?」
聞いたら思い出すものの、3日もたつと
「どうしたらええんやったっけ?」
こうして一つのことでも何回も同じことを聞いてしまう。

そう考えたら子供達はエライ。
国語を勉強したり、数学を習ったり、歴史にも触れて、政治経済を勉強する。
化学反応に驚き、物理を知り、英語も覚えていって
外へでて運動もして、たまには歌を歌ったり、笛も吹いて
蛙を解剖して、本棚を作り、絵を描いて、放課後はクラブ活動をする。
すごい、すごいよな。
もしかして人生でもこの9年間は非常に濃いよな。

あの頃はなんであんなに柔軟なんだろう?
なのに今はなんでこんなに頭が固いんだろう?
新しく覚えていくことより、風化してなくなっていく記憶が多いことに
悲しむ今日この頃です。