史上最低と史上最高と・・・

とうとうやっちゃいました・・・
先日行った某ゴルフコンペ。
結果から言うと前回に続き2回連続で最下位を飾ってしまいました。
その前に行った他のコンペの成績と合わせるとこれでなんと3回連続の最下位
もう、才能がないと言おうか、向いてないと言おうか・・・

いつもは2回ぐらいは練習に行くのですが、今回はまったく練習してないので
2ヶ月ぶりにゴルフクラブを握ったわけです。(と、まず言い訳を・・・)

出だしの朝一番のホールのティーショット。
テンプラのおかげ?で何とかフェアウェイキープ。
でも、残り150ヤードの2打目、8番アイアンで放ったショットは右へOB
打ち直しのショット、また右へOB
さらに打ち直し、やっぱりOB
なんとこのホール上がって12

いや、こんな事慣れてます。いつものことです。
まだ、1ホールが終わっただけ、ゴルフはこれからです。
スコアのことで機嫌が悪くなると自分だけでなく、
まわりの人も面白くなくなるのは嫌なので、僕はプレー中すこぶる機嫌がいいです。
でも、2番3番4番5番と8点9点10点9点とまるでものまねの点数のようなスコアが続きます。

そして迎えた8番、やっと僕のドライバーがファイアー
426ヤード打ち上げパー4のそのホール、2打目は残り120ヤードそこそこ。
これはバーディのチャーンス。
と、ピッチングウェッジで放った打球はトップしてグリーン手前のグラスバンカーへ
物凄く深いグラスバンカー、アドレスも取れません。
こんなんどないして打つの?
とはいえ、ゴルフはボールを穴へ入れるというシンプルなスポーツ。
うんうん、シンプルに打とう。
開き直って何も考えずに打ちます。
スカッ
ボールはさらに深く草に潜ります。
あれ?当たらんやん
さらにもう一度・・・
スカッ
そんなんで残り120ヤードを9回打ってやっとグリーンオン。
このホールもなんと12。

もう、こうなったらゴルフじゃありません。
初めてクラブを握った人でも、もう少し上手かな・・・?
でも、僕は相変わらずハイテンション。
同伴のメンバーもキャディさんが僕のジョークに対して何のリアクションもしてくれなくても
午前の最終ホールに向けてもう、ノリノリです。
(ここでちゃんと打って午後につなげるんや)

ということで迎えた最終ロングホール。
ドライバーさえバチッと決まればなんて事のないホール。
気持ちを新たにして素振りを2回、そしてアドレスを取り、ドライバーを思いっきり振ります。
パカーーーーンッ
真芯で捕らえられたボールは弾丸ライナーでフェアウェイの左サイドを飛んでいきます。
おお!当たった?
でも、どこへ飛んでいくの?
左サイドはOBゾーン、その隣は駐車場のため防護柵が張られています。
ん? うーん? や、やばい?
ボールはネットを越えて、なんと駐車場へ出て行ってしまいました
もう、一気に気持ちはダウン。
キャディさん「このホール終わったらマスター室へお願いします」
プレイング4のセカンドもOB2連発。
結局このホールも12。
なんとゴルフを始めて史上最低のスコア78で午前中は終了。
な、78?
え?ほんまに78?
なんか現実なのか夢なのか、ほっぺたをつねると痛いのでやはり現実か?

昼食のため、クラブハウスへ戻ります。
そこでキャディさん「マスター室へ行ってくださいね」
その言葉に促されて、指示通りにマスター室へ向かうと
「ここに名前と住所と連絡先を書いてくださいね」
え?なに?まさか反省文?
情けない気持ちで住所氏名を書きます。
「もし、車や人に当たってたらその時は連絡しますから・・」
まあ、ゴルフ場は保険に入ってるので賠償責任はないんだろうけど
本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

で、情けない気持ちを引き摺ったまま、食事のあと午後のラウンド。
(よし、もう、「思いっきり」はやめてスコアメイクに励もう)
ということで、かるーくショットします。
(おお!真っ直ぐ行ったやん)
で、2打目もかるーっく。
お?乗ったやん。
そんな感じで出だしはパー。
同じく2番ホールもパー。
かるーく打っても飛距離は変わりません。
341ヤードのミドルホール、ティーショットはエッジまで行っちゃいます。
(おお!ゴルフって面白いやん!)
そうなると今まで簡単に打ってたパットも真剣にラインを読んで挑みます。
すると面白いぐらいうまく行きます。
で、OBは4発出たものの、結局上がって46。
これは史上最高のスコア

結局この日は史上最高のスコアと史上最低のスコアが出た一日でした。
「あんた、始めたばかりやろ?みっちりとやったら上手くなるのにな」
(いえ、実は15年やってるんです。)
まあ、「みっちり」はやらんけど、「何でうまく行かないか?」ちょっと分かりました。
なんで「はまる」のか?ちょっと判ったような気がしました。
ゴルフも非常に面白いね。