ユーノスロードスター

2007年03月13日

昨日のブログの内容、少し誤解があったみたいです。
「過去にR2をご購入いただいたお客様へ
シートカバーのプレゼント」ではなくて
「当社の16年式73万のR2をご購入いただいたお客様へ
今回開発のシートカバープレゼント」です。
紛らわしい書き方をして申し訳ございません。

今日はね、閉店後にユーノスロードスターの買取査定の
お客様が来社されたんですよ。
年式は平成3年式NE6CE、走行は6万キロちょっと。
外装色の赤色は見事にすすけて色あせしている。
年式と外観考えたら、そんなに査定の期待できる車ではない。
査定はさせていただいたものの、当店で買取できる価格が
お客様の希望の価格に満たなかったので
結局、買取することは出来なかった。

お客様のお見送りに、このロードスターをもう一度見たところ、
16年間もこの世に生を受けてきたのに、
このように色あせた状態で手放されるのが可哀想になってきた。
最近の車は確かに性能も上がってきて
デザインもスマートで一般的には「良い」と言われる車が多い。

でも、こんな車が今の日本でありますか?
合理性、利便性、機能性、まったく無視している車だけど
パーソナルに徹している感じが非常にいいじゃないですか。

お客様の許可を得てペースト状のワックスでトランクを磨いてみた。
すると・・・・
老化した表面の塗膜がはがれて、
艶のあるクラシックレッドが甦ってきた。
リヤだけでは中途半端なのでボンネットも磨いてみた。
ボンネットがキレイな状態になると、
ノスタルジックなリトラクタブルヘッドカバーのラインが
物凄く粋でおしゃれなデザインに思えて仕方がなかった。

そのまま調子に乗って前後バンパー、左右のドア・・・
店長と二人で、結局、一台丸ごと磨き上げた。

ロードスターはピカピカになった。
嬉しそうだった。

「こんな車、日本では今後、発売されないから
ご事情が許すなら今後も所有してください」

ご夫婦で来られていたお客様だったが、
主に奥様が運転されるそうで、
「売りたくなくなった」と言って戴いた。

名前も知らない、一見のお客様で
商売にはつながらなかったが、なんとなく気分はよかった。
出来たらあのロードスター、10年ぐらい所有して欲しい。
10年後ぐらいにピカピカの状態でバリバリ走ってたら
メチャクチャ格好良いよね?

ロードスターは嬉しそうに走っていった。
ブリティッシュな感じがして格好よかったけど
その颯爽と走っていく後姿をよくよく見ると、
リヤバンパーにワックスの拭き残しがあった。

ああーーっ、・・・