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保険会社に鉄槌を・・・最終話

2006年06月27日

今回の未払い事件。
誤解のないように言ってておくが、
槍玉に上がった会社に別に恨みがあるわけではない。
実は今回の事件で大打撃を受けているのですよ

未払いの案件に関しては医療保険部分においてだった。
しかし、私が今回ポイントを置いているのは自動車保険。
これも、誤解のない様に言っておくが、
別に自動車保険の事故で未払いがあったわけではないので
お間違えのない様・・・・

でも、今回の事故をきっかけに
自動車保険のあり方について問いたかったのだ。
昨今は通販型の一見、安価に見える自動車保険に
国内の自動車保険は押され気味。
国内の損保会社は声を揃えて
「本当に安心できますか?」と言う。

通販型の自動車保険と比較して
「安心」を武器にする割には
「黙っていれば払わなくて済む」と言う部分に関しては
支払いを起こしていない部分もある。

今回は国内の損保会社に襟を正していただくために
あえてタブーに触れていく。
たとえば搭乗者傷害保険。
保険のてん補額、入院1日1万円、通院1日5000円。
怪我をしてもこの部分に関して請求しない人も多い。
人身事故が起こったとき、
相手保険会社には鬼のように請求しても、
自身の加入している保険会社には請求しない契約者も多い。

請求して当然の搭乗者傷害保険に関して請求すると、
「これは見舞金みたいなものですから・・・・」
と、ばかげた回答がさも正論のように返って来る。
いざ、通院日数100%分請求したりすると
もう、とんでもないぐらい悪人扱いされる場合もある。

実際恥ずかしい話だが、当社のお客様が
追突された事故で3ヶ月の通院日数分の
搭乗者傷害保険金の請求を起こした際、
当社はなんと保険会社から
要注意代理店
というレッテルを貼られてしまった。

このお客様、請求は3ヶ月で止めたものの
70歳のおじいちゃんで、いまだに
事故の後遺症から病院に通っている。

当社は堂々と約款の範囲内で請求を起こすよう
契約者にアドバイスするが、こういうことがあると
請求に二の足を踏む代理店も出てくるかもしれない。

最近は日数払いが「ややこしい」とのことで
ケガの度合いによって保険金を支払う搭乗者傷害保険に
切り替えている保険会社もある。

ここで良く考えて欲しい。
自動車保険において新しい制度が出て来ると
一見、加入者のためのものと思われがちだが、
実際には利益率が下がった損害保険会社が
いかにして自分達の利益を確保するために
編み出した方法と考えざるを得ない。

これは何も搭乗者傷害保険に限ったことではない。
運転される皆様が直面する対物事故においても
同様の事が起こる。
保険というものは与えた損害に対しての
支払いを代行するという部分に関しては
事故を円満に解決させるという意味合いも備えている。
だから、事故を起こした当事者の双方の言い分を聞いて
早期に円満に解決させることが一番なのだが
自社の支払いを少なくすることが正しいと
教育されている保険会社の担当社員は
社会通念の常識よりは自社の常識が優先する。

だから、時には一般の常識から考えると
信じられない発言を繰り返す。
こうなると、大したことのない事故でも
解決の糸口はまったく見えなくなる。
この傾向、某大手の会社の社員に多い。
まるで何かの宗教に取り付かれているようである。

時間をかけて、無意味な自己主張を繰り返しても
結局、交通事項の賠償は落ち着くところにしか落ち着かない。
訳の分からない、相手の感情を逆なでするような
発言を繰り返したばかりに、なんでもない事故が
調査会社が入ったり、裁判になったり
人身事故になり、余計な罰金を支払ったり
行政処分を受けたりする人も多い。
結局3ヶ月ほどたったら、元のシンプルな結論に戻って
支払ってるやんか!
それやったら、最初から調査会社なんか入れんでも同じやん!
当事者が感情的になるのは当たり前。
なんで当事者でもないあんたらが、ちょっと話しただけで
「では、裁判ですね」
脅迫ですか?
勘違いしたらあかんて。

ちょっと話はそれるけど、ある死亡事故の時に
僕が身を置いていた保険会社の対応の仕方、
本当にガッカリしたもんな。
もう、あのときの担当者、その上司、会社、裁判所
すべてにおいてガッカリした。
結局、5年間の裁判で出た結論は
最初に出た和解額よりすっと低いものだった。
裁判費用も莫大にかかったし、
関った人すべてに失望が残っただけでした。

僕が考えるに今回、また前回の損保会社への
行政処分は損害保険会社業界の常識に対しての
ある意味、警告とも受け取れる。

そりゃあ、ボランティアではないから集金する保険料より
支払う保険金が高かったりしたら会社は維持できない。
でもね、元々、保険という概念が発生したときのことを考えて。
保険って契約者のリスクを買うものでしょう?
それをあれこれ複雑化して、自社のリスクをヘッジしようと
考えるのは絶対に間違ってるって。
加入している人たちは少なくとも
「入っていれば安心」ぐらいの感覚で運転しているよ。

ほんまにこんなこと繰り返してたら、
パッと見は安心できそうな外資系の自動車保険に
ユーザーは流れて行くんとちゃうかな?

僕は嘘はつかれへん。
請求できるものは全部請求する。
決して常軌を外れたムチャは言わないけど
泣き寝入りもしたくない。
だから、うちの会社で入っているお客様には
絶対に交通事故では損はさせたくない。

保険は事故の時のためのもの。
結局はそのときにどれだけ親身になって
相談に乗ってくれる代理店がいるかどうか。
と言うことが重要になると思う。

もしかしたら保険は「どの会社で入っても同じ」かも知れない。
でもね、
保険はどこで入っても同じではない。
この違い、分かるかな?

まあ、事故のときの対処の仕方が一番大事やね。
いがみ合わんでも色んな解決の仕方があるって。