正直に言います。

2006年06月14日

オーダーを頂いたら少しでもいい車を提案したい。
少なくとも予算を基準にそこから2~30万下の仕入れ値の車を
安易に提案したくない。

なるほど、「車屋」という観点から考えると
スピードも一つの重要な能力かもしれない。

ただね、色々なお客様がなんで当社にオーダーくれるの?
それは他社で購入するよりも良い買い物したいからでしょ?
「付き合い」とかの範疇でお客様を
無理に納得させるようなマネは僕には出来ない。

かといってスピードが必要なのは僕にも分かっている。
一旦オーダーを頂くと日本中のオークションの物件を
毎日チェックし、お金を払ってでも下見をしてもらう。
お客様が急ぐからといって、「適当」な物件を
「適当」な予算で提案するのならアマチュアでも出来ること。

要はお客様が僕に何を求めているかということ。
一つは予算であり、またもう一つは程度であったりするが、
やっぱり価格と比較して、ビックリされるような車を提案したい。
また、お買い上げいただいたからには
飽きることなく、相応な期間所有していただきたい。

だから、僕はこだわる。
時間がかかっても自分が納得できない車を提案できない。
「そんなん、自己満足や」
「そんなことしてるから、会社が大きくなれへんねん」
と、同業者からいろいろ言われる。

でも、僕から言わせたら
「あんた、それで精一杯やったんか?」
「売れたらそれでええんか?」
と、思ってしまう。

なるほどオーダーの品物を仕入れるのに時間がかかりすぎ、
お客様が待ちきれずに他社で購入されることはしょっちゅうある。
まだ、他社で掘り出し物に出会えたときはいいのだが、
ほとんどの場合は通常に売っている商品。

そういう時は本当に申し訳ない気分になる。
自分の力のなさを感じる。

それでも僕は自分の主義を変えられない。
もしかしたらこの商売、向いていないのかも知れない。
というより、商売自体が向いていないのかもしれない。

でも、僕にとって至福の瞬間はお客様の感動した顔を見る時。
「待ってて良かった」と言ってもらえる時です。

だって、みんな車が好きなんでしょ?
僕も車が大好きです。
購入したら5年は買い換えないでしょ?
それなら、その気持ちに嘘を付いて、
妥協した車選びはやめようよ。

全部言ってください。ぶちまけてください。
僕はとことん付き合いますよ。