自意識過剰なオッサンがラッシュの地下鉄に乗るとこうなる。

今日は愛知県豊川市で買い取りがあるので朝から地下鉄に乗る。

新大阪まで地下鉄御堂筋線でなかもず駅から40分強の乗車時間。

さいわい、なかもず駅は御堂筋線の始発駅。

なのでラッシュの時間帯だけど今朝はラッキーなことに座れた。

なかもず駅を出て3駅目の我孫子駅で70歳ぐらいの初老の男性が乗ってきた。

男性、ちょっとしんどそうな感じ。

電車はプチ混雑で男性は座れない。

誰も席を譲らない。

まあ、朝やし、みんな疲れてるもんな。

僕の座っているところからは少し離れていたけど、

目が合ったら合図して席を譲ろうと思い、ガン見するも目が合わず。

ずっとガン見するも目が合わず。

気持ち悪がられてたかも・・・(笑)

いっこうに目が合わないので2駅目の西田辺駅を過ぎたあたりで立ち上がって席を譲った。

断っておくけど偽善では無い。

気になることは放置するのがすごく気持ちが悪い。

僕は気になるともうダメ。

道端に空き缶が落ちてても、子供が怪我せんか?とか気になってしまうタチなので

自分の心配事を減らすために席を譲っただけの話。

その方が精神衛生上、良い。

席を譲ってからは扉の横のスペースが空いていたのでそこに立つ。

この場所は座れないとは言え、壁にもたれかかることが出来るので都合がいい。

老眼鏡取り出してスマホを見ていたらどうせ新大阪なんてすぐに着く。

と思っていたらそこは朝のラッシュの時間帯。

天王寺駅でたくさんの人が乗ってくる。

しかも真横に2人の女性の乗車。

電車に乗り慣れてない僕は、

「痴漢に間違われたらどうしよう?」

実は今日は誕生日なんやけど、

「誕生日に痴漢に間違われたらネタでおもろいな。」

なんてバカなことを考えながら、

「でも、実際に捕まったらエライことになるやろうな。」

スマホを両手で持ってなるべく高い位置で保持して、

「両手はここにあるんですよ。」

「両手は塞がっでいるんですよ。」

と、アピールする。

難波駅でちょっと空いた時に女性がスーッと離れて行った。

そういえばさっきからかなりの足の臭い。

「その匂いは僕じゃないんだよ」

と、心の叫び。

ただ・・・

立ちっぱなしでいると腰痛持ちの自分にとってはちと辛い。

腰は痛いわ、手は顔の前まで上げて不自然な体制で立っていたら汗が出てきた。

そのうち呼吸もしんどくなってきた。

いやいや我慢。

なんせ僕よりもしんどそうな人に席を譲ったんだもの。

その席を譲った男性の方を見た。

そこには若い男性が座って居眠りしてました(^^;)

ああ、無事に降りたのね(笑)

誰か俺に席を譲ってくれ。