京都で昼飯を食う

先日の火曜日、京都に行く用事がありました。
今回行ったのは酒処として有名な位置する伏見区。

せっかくなのでなんか京都らしいランチを・・
京都らしいランチ?
自分にとって京都は学生時代を過ごした街。
なので僕にとって京都らしいランチって言えば、
王将、第一旭、天下一品、横綱などのラーメン屋か、
京都御所の近くの中島食堂か・・
湯豆腐や松花堂などの弁当ではありません。

王将はね、当時はFCが多くて各お店にによってメニューも味も違う。
衣笠や北白川や今出川のお店なんかは個性があって面白かった。
あの皿洗いでメシ代タダとかね(笑)

ある時な、もうお金がなくて実家に帰るのに1000円ちょっとしかない。
電車賃よけたら400円ほどある。
その日はソフトの練習やったんで朝からなーんも食ってない。
なのでこのなけなしの400円握りしめてとある王将のお店に入ったのさ。
この日は安くてボリュームのあるチャンポンをオーダー。

ほどなくして出てきたチャンポン。
キャベツやもやし、玉ねぎ、豚肉や小エビなどの具だくさん。
腹ペコの僕にはめちゃくちゃ美しく見えたのよ。

おもむろにキャベツを口に運ぶ。
空腹のしかも凍えた体には相当染み込むはず・・・

が・・・・

ちょっとプーーーーーーーーーーーン。

くっさぁ( ノД`)シクシク…

調理場はね、すごく気温が高い。
野菜は冷蔵庫から出しっぱなしにすると、すぐに行ってまうねんな。
僕も調理のバイトしてたからよくわかる。

腐っとんがな、新しいのんに変えてや!

って、言いたいところやったけど、
調理場の奥に見えたのはパンチパーマがこれほど似合うんか?というぐらい
いなせなヤンキーのお兄様(^^;)

うーん・・・

なけなしの400円で注文したチャンポン。
この気持ちをぶつけずには帰れるものか!!

次の瞬間、僕は勇気を出して立ち上がった。

そしてそのままホールにいる店員さんにつかつかと歩み寄って

ごちそうさま

と小さく言ってお店を後にしたのでした。

言いたいことを我慢できないこの僕がそれぐらい言うのをためらうほどの
スカーフェイスの王将の調理場の兄ちゃん、怖かったなぁ(笑)

そんなことを思い出した京都でのランチ。

結局入ったのは縄手通り商店街近くのウナギ屋さん。

出し巻き卵が付いたランチが1,550円。
昼食にしたらかなり豪勢なランチやけど京都らしい食べ物って言うことで・・・

(出し巻き卵、少し食ってから写真撮りました)

これが他店と比較して高いんか安いんか、美味いんか美味くないんか、
全然わかりません。
なんせ僕は外食でウナギ食ったこと5回ぐらいしかないから。
いや、むしろ好きやなかった。あの小骨の感覚がね。

まあ、でも1,550円も出したのでなんかおいしいもん食べた感じになってしまいました(笑)
独特の雰囲気のお店やったしね。