珍客到来

じっとせい!!
こっち向け!!

あー、あかん、撮り直し

と、何度撮りなおしてもじっとせえへんかったのでこの写真が目いっぱい

さて、こいつは何者かって言うと分かる人は分かるよね?
そう、柴犬です。

先日、大阪でも珍しく雪が降りました。
次の日、朝からの小雨。
展示場で聞こえるかすかな犬の鳴き声。

キュンキュン・・・

ん?

ブロック塀の隙間からその声の聞こえる方を見やると、
そこから見えるは犬の鼻と口。

なんと、裏の畑に犬が迷い込んでいるではありませんか?

おいでおいで
よほど人に慣れているの柴犬は自分の方によってきました。
リードも何もないので犬を抱き上げました。
抵抗することもなく、自分の腕の中にすっぽり。
そのまま、事務所に連れて入りました。

さあ、どうしよう・・・・・

こういう時はうちの嫁。
もう、動物の事ならうちの嫁さん。
特に迷い込んだ動物なら蝙蝠でさえお世話してしまう人なのです。
僕には厳しいけどね。

嫁さんはとりあえず、リード持ってすぐに行くから。
と、すごく楽しそうに言います。

飼い主見つからんかったら自分で飼う勢い。

腹減ってへんやろうか?
のど乾いてないやろうか?
いや、それよりも寒かったんで弱ってないやろうか?

犬はね、3日飼ったら・・・なんていうけど、
3日どころか畑から抱いてきた自分の後ばかりを追いかけます。
助けてくれた人の事はよう分かってるんやね。

いろんなこと気にしながらとりあえず元気そうなので写真撮影して
迷い犬のサイトにのせようと思ったのですが・・・

首輪よく見たらそこには名前と電話番号。
早速その番号にTEL。

そしたらすぐに飼い主の人が迎えに来てくれました。
なんでもちょっとガレージを開けたすきに脱走したそうな・・・

よかったな、ちゃこちゃん。

しばらくしたら嫁がゼイゼイ言いながらやってきました。

あれ?犬は?

いや、もう飼い主の人が迎えに来たよ。

嫁:ちょっぴり、.:*~*:._.(寂´・ω・`、)ショボボボーン

いや、よかったやないの、飼い主見つかって。

嫁:せ、せやな。

次は押し売りは怪しからん