すわっ!事故

「事故しました・・・」
連絡があったのは午前10時50分。

お怪我はありませんか?
「はい、怪我はありません」

車は動きますか?
「はい、動きます」

では、すぐに行きます。
と、急いで現場に駆け付けたのです。

現場に着くと2車線道路の追い越し車線を事故車両が塞いでいて大渋滞。
事故車両はガードレールに突き刺さっています。

これは・・・・

案の上、車は動きません。
ハンドルも切れません。
タイヤも回らないし、ハンドルも切れないのでそのままでは泉北丸には積めません。

早いとこ動かさないと渋滞はまずますひどくなるばかり。
保険会社のロードサービスを頼ろうとするも、
今回の事故は友人の車を借りての事故なので、
保険は使える(他社運転危険担保特約)ものの、
ロードサービスは使えません。
これはレッカーでないと無理。

幸い、本人がJAFに入っていたのでレッカーを手配。
しかし、到着まで30分以上かかるとのことで
なんとか、事故車両を動かそうといろんな方法を試してみる。

フロントフェンダー外したらハンドル切れるかな?

でもね、くちゃくちゃなのでフェンダーはずれそうにもありません。
バール突っ込んででフェンダー曲げてタイヤとの干渉をなくそうとするも無理。

なにやっとんねん、早よ、どかさんかい!
現場を通り過ぎるドライバーのそんな視線がメチャメチャ痛い・・・
かなり汗だく
指も千切れそう

事故状況聞いてみると、相手がメイン道路を横切ろうとしたところ、
気付いた時にはブレーキが間に合わず、こちらの車が衝突したらしい。

どちらの車も自力では動かんぐらいの衝撃。
まあ、スピード出るところなのでこうなったんやろうけど、
ガードレールの向こうは15mほど下に線路。
車が落っこちてたら・・・
想像しただけで寒気します。

やがて事故車両はレッカーで運ばれていきました。

今回は大きなけががなくて幸いでした。
忘れんといてください。
使いようによっては銃と同じぐらいの危険さを持った乗り物だということを。

それと連鎖事故がおきんように、
現場から危険を取り除くことも大切やね。
桜塚やっくんのこと思い出すと心が痛いね。

それでも、気をつけてても事故は起こることもあります。
そんなときはあわてずに・・・
事故が起こったら電話ください。