あたりまえのありがたさ

先日、給湯器が壊れた。
給湯器が壊れるとお湯が出ないのでおふろにも入れない。
女子は実家やスーパー銭湯に行き、
自分と息子の男子チームはやかんに湯を沸かして家の風呂に入った。
まあ、まだ寒い季節やなかったので何とかなったけど、
先週の月曜日、やっと新しい給湯器が来た。

かなり痛い出費やったけど、
蛇口から暖かいお湯が出てきたときは本当に嬉しかったね。
こうやってな、なくならんと気づかんことがなんと多いことか・・・

朝、起こしてもらって、ご飯作ってもらって、洗濯してもらって、
子供の世話してもらって、掃除してもらって・・・・
それが毎日やもんな。
自分が仕事で休みない言うて、しんどい言うたらアカンな。

毎日学校行ってくれて、クラブで頑張って一喜一憂させてくれたり、
いっぱい話しかけてくれたり・・・
成長の過程見てるだけで楽しいもんな。

仕事で疲れて帰って家のドア開けると、
「敵が来た」みたいにワンワン吠え出してすでに7年、
2匹のうち1匹は自分になついているんかどうかすら怪しいけど、
めちゃめちゃ癒されるもんな。

「あー、あんなことあった、こんなことあった」
いやなこともいっぱいあって、
「あれもせなアカン、あー、まだ出来てない」
「あ゛ー、たまには休みたあい」
なんて思う時もあるけど、
働く場所があるからこそ、そんなこと思えるんやな。

それもお客様がいるからこそ、この店が存在できるわけです。

「あって当たり前」ではありません。
ほんまにありがたい話です。

そんなお客様に
「喜んでもらってなんぼ」
「楽しんでもらってなんぼ」
そんなお店を作りたいです。