すいません、ちょと出てきます。

なんてスタッフに言いながら在庫車の試乗をするのも楽しみの一つ。

今日はこの車を試乗してきたのです。

ルノーメガーヌスポール

いやね、メチャクチャ好きな車なんです。
入荷したときにもちょっと乗ったけど、
今日はレポート書くためにじっくり乗ります。

「エエ車ですね」
「カッコエエですね」

何人の人に言われたか・・・
でも、その全部が僕と同じ世代の人たち。

若い人に聞いたら
・・・・・・

そうなんです。
これは親父の思うカッコエエ車。

なるほどねぇ。
親父が思うカッコエエ車ですか・・・
(笑)

エエ車は老若男女万国共通エエ車だと思うんですけど・・
だいいち、フランス本国ではルノーは大衆車だけでなく、
ハイクオリティセダンやスポーツカーもフルラインナップする国を象徴する自動車メーカー。
ルノーの人たちは日本がルノーのスポーツカーを評価することなく
ワゴンやコンパクトを評価するのが不思議でしかたがないらしい。

では日本の親父が感じるルノーのスポーツカーはどうなんか・・?

今日はレポートしてみることにします。

まずはシートに腰掛けて・・・
この独特の車内空間の広さって言うのが実は好きではなかったりして・・
まあアングロサクソン圏の人種、体が大きいのは当たり前やけど
アウディTTのようなスポーツカーの潔さがないっていうか・・・
もうちょっとホールド感が欲しいと思うのは僕だけやろうか?

室内装備
これはお世辞にも豪華さのかけらもない。
しかし、かといって国産のチープさもないのはフランス車たるゆえんか・・

エンジンON。
うーん・・・これはいい音やね。
うるさくもなく、かといって物足りないこともなく・・
スポーツマフラーを装備している正かもしれないけど、
どちらかと言えば官能的。
これは走らせるのが非常に楽しみ

そして市街地をゆっくりと走らせる。
輸入車特有の低速の力強さはそんなに感じられない。
どちらかというと国産車のそれに近い。
可もなく不可もなく・・・
ただ、タイトなクラッチミートは要求されないので
これはマニュアル車が苦手な人でもストレスなく乗れる車だろう。

そしてハイウェイへ
この頃にはホールド感の薄さも気にならなくなっていて、
むしろこの室内空間やホールド感がデフォルトかと思うほどしっくり来る。

3000、4000回転と上げて行ってもピーキーな感じはまったくない。
ターボ車でありながらNAのような加速感。
かと言って大排気量の車のゆったり感も感じられず、
ターボやけど自然な力強さ、いやいやターボだからこその力強さなおかつ自然さ。
国産にこんな車はあったろうか?
あ、アルテッツァってNAやったけどそんなコンセプトとチャウかったっけ?

高回転になればなるほど楽しくて使いやすい。
でもだからと言ってタイトな感じは薄い。

(ほんまに270kmも出るんやろうか??)

でも、さすがはフランスの車。
とにかく乗りやすい。
3ドアのヒップのデザインも官能的。

あ、これは5ドアだったらまた違う感覚かもね?

とにかく、上質。
そいて官能的。
ハンドルを握った瞬間に嬉しくなる。
個人的にはメッチャ欲しい車です。

って、こんな事いうと・・・

欲しい車と売れる車はちゃうで

ってまた言われそう

でも、それも事実。
仕入れてから3ヶ月近くなりますね。

だから・・・
出血大サービスをしよう・・・かな???