これが保険会社の実態

さっき、帰ってきたらジョニーデップのテレビがやってた。
嫁が「ジョニーデップとブラッドピットとお父さんは同い年やで」と言った。
(何の意味かは分かりませんが・・・)
それを聞いていた娘は「ホンコンも同い年やで」と言った。
「お父さんはその中で何位?」と聞くと
「うーん・・・ホンコンにギリギリ勝ってる」と娘の答え。
良かった。。ビリでなくて・・・・

さて、今日は先日から告知している事故の話です。
いまでも首はむちゃくちゃ痛いです。
肩や足まで痛いです。
夜も痛くて熟睡も出来ません。
長いので何回かに分けて書くこともあるかと思います。

今回、追突されたのは昨年の11月28日の出来事。
僕と嫁が車に同乗していて事故に遭いました。
僕も嫁も首と腰にかなりのダメージを受けたので今回は人身事故扱いにしました。
もちろん、当事者が処罰を受けるのは本意ではないので、
警察では「当事者の処罰を望まない」という文言を調書に書き添えてもらいました。

僕達夫婦にとっては保険会社がある程度対応してくれたらそれで良かったので
長引かせるつもりも、話をややこしくするつもりもありませんでした。

仕事柄、多くの人身事故に立ち会っているので、
示談についても適当な落としどころも分かっているつもりでいたし、
被害者の立場での最低限の義務が発生することも理解しておりました。

ただ、今回は私の22年間の経験が間違っていたのか、
それともたまたま運が悪かったのか、思いもかけない事態になってしまいました。

ここからは事故が起こった当初からの経緯について書かせていただきます。

事故が起こったのが日曜日、翌日の月曜日に保険会社の担当から早速電話がかかってきました。
担当は事故に対するお見舞いの言葉と今後の進め方について丁寧に説明してくれました。
その日は本当は挨拶程度の言葉だけで良かったのでしょうが、
なぜかいきなり休業損害の話になりました。

私は会社の中では役員の立場。
「役員は給料ではなく役員報酬だから休業損害は発生しない」
担当からいきなりそんな言葉を浴びせられました。
私の報酬は役員報酬ではなく給料制。
休んだら当然のごとく給料も減らさなければならないのですが、
首が痛いから、腰が痛いから、通院したからと言って休めるはずもなく、
また、休業損害が出ないのなら無理をしてでも出勤しようと思いました。
元々、1ヶ月に30日出勤なので療養も兼ねて週に1日ぐらいはお休みを戴こうと思っていたのですが、
その休業損害を認められない事を役員であるが為に事故の翌日に担当から通告を受けました。

まあ、それでも初日から「ケンカすることもないだろう」と
その日は明確な方向性を決めることもありませんでした。

通院した病院は近くにある○○病院。
この病院に通院したことが今回の私達夫婦の不幸の始まりだったのです。

通院初日・・・
嫁も僕も加療10日間程度の診断書が出ました。
明らかな外傷や骨折がない限り、当社の診断書はどの病院でもこの程度です。

診断初日、病院の先生に今後の治療方針を質問しました。
すると・・・
「そんなもん、何もすることないがな。ま、時間薬やな」
さわりもせず、レントゲンを見ただけでシップ薬と痛み止めの飲み薬をいただきました。
「薬がなくなって痛かったらまたおいで」
そう言われて病院を後にしました。

まあ、ムチ打ちや骨折なんてそんな感じなのでしょう。
保険会社の担当に報告した時も「そんなもんですよ」言われたので
まあ、そんなもんだと思ってました。

交通事故の怪我の慰謝料は通院期間か通院回数で決められます。
具体的には期間か回数×2倍の少ない方の数字を採用します。
例えば期間90日、その間、週に2回通ったとして通院回数が26回なら、
26×2=52<90日で、52回の数字が採用されるわけです。
自賠責基準なら1日あたり4200円の慰謝料基準ですから52×4200円で約22万円の慰謝料金額です。
まあ、この数字とて任意保険の会社は採用しませんけど・・・

2回目の通院は最初の通院から2週間後でした。
病院の先生は
「何回来たって仕方がないがな、時間薬やな」
と、病院に訪れた僕を怪訝そうな目で見ました。

首も腰も痛いし、嫁の様態が心配でかなり不安になったので、
整骨院への転院を保険会社の担当に相談しました。
すると、保険会社の担当は
「医師の指示がないと転院出来ない」とハッキリと言いました。
僕は「許可じゃなくて指示ですか?」と聞くと
「はい、指示です」
と、担当は明確に答えました。

長くなってきたので続く。