吉野家の十割そば

今日は3年越しの憧れのお店がある。
行きたくてもいけない店がある。
それは・・・「そばどころ吉野家」
実は京都の宇治でしか見たことがなかった。
そばには目がない僕は「これでもか」と書いてある「十割そば」という響きに強く惹かれた。

しかし、宇治は仕事でしか行かない。
その時はいつも時間がない。
「いったい、吉野家の十割そばって・・・?」
気になって仕方がなかった。

偶然、今日は2回も宇治に行く用事があった。(1回目は店長)
これは・・是非とも寄らないとアカン。
いや、アカン事はないねんけど、今日寄らな次はいつになるか分からん。
時間は夜の10時。
家に帰ったら嫁さんが食事を用意してくれてるねんけど、
そばの一枚ぐらいならどうってことない。

ということで、とうとう「そばどころ吉野家」初体験。
これが本格的な食事なら「牛丼とそば」のセットを行ってまうねんけど、今日はちょと軽めに。
これが昼間やったら「二枚盛り」行ってまうねんけど、今日は晩飯前。
これがいつもやったら「温かいそば」行ってまうねんけど、初体験の今日は冷たいおそば。

十割そば、さぞかし茹でるのに時間がかかるのでしょう。
と思っていたら1分も立たずに出てきた吉野屋の十割そばの「盛り」

僕の好きな皮ごとそば粉を引くタイプの黒いおそば。

そば食いは香りを楽しまないとあきません。
まずは汁をつけずにそばを一口。
うーん・・・キンキンに冷えてそばの味は分からん・・・

次はちょっとだけ汁をつけて・・・
うーん・・・それでも分からん・・・

次は全部汁につけて・・・
うーん・・・普通のざるそばの味。
これやったら「なか卯」のほうが・・・

これが十割そば?
いや、これが十割そばなんやろう。
たぶん?僕がそばの味に疎いだけ。
380円のこのそばに「ああだこうだ」と言う方が野暮というもの。

そういえば今まで「十割そば」を食べて感動したことは一度もなかった。
1000円の十割そばを食べても「美味い」と強く感じたことはなかった。
おそらく「十割り」という言葉に期待を持ちすぎたのだろう。

そう考えたら「どん兵衛鴨だしそば」

こいつはむっちゃ美味いな。
鴨とねぎの味が利いていてかなり美味い。
田中屋食品の「出石そば」これもそばの角が立って美味しい。

でも、今日は吉野家の十割そばが食えてよかった。
あ、家に帰ってからもキッチリ食事はしましたよ