勉強は大事や

昨日の朝は楽しみにしていたとある都銀主催の朝食懇談会と講演会に行って来た。
E鍋と一緒に行ったんだけど、梅田のホテルの駐車場に車を入れると
ベンツ、レクサス、ベンツ、BMW、レクサス・・・
やっぱり都心のホテルの駐車場は違うね。
でも、そのうちの何割かは今回の講演会の参加者の車。

人数としては300人ぐらいは来てたやろうか?
そのうち100人ぐらいは銀行の関係者なので差し引き200人の経営者が参加していたことになる。
まさに壮観。

同じテーブルのメンバーと名刺交換をする。
いずれも名の知れた会社の経営者の方ばかり。
僕なんかと名刺交換していただくのは本当に申し訳ないぐらいでした。

さすがは一流ホテルの朝食、和食のお弁当やったけどかなりうまかったです。
時間がなかったせいもあるけど、みんな食べるのが以上に早い。
早食いの僕が遅い方でしたね。
ゆっくり食べる時はゆっくり食べて、早く食べる時は早く食べる。
TPOをわきまえた人ばかりでした。

やがて講演会が始まりました。
この日の講師は旬のベストセラー作家の先生。
講演会の内容??
これがまた、今ひとつの内容でした。
いや、内容自体はそんなに悪いもんではないんやろうけど、
実体験に基づいたものではなくて、他の作家が書いた本の解説ばかりでした。
そういう話って面白くないんですよ。
講演で寝たのって久しぶりとちゃうかな?
それよりも「自分がどうやってこの本を書いたか?」とか
「どうしたら売れる本が書けるか?」
なんて話のほうが実体験に基づいてて面白かったんやけどね。

でもな、やっぱり出て来なあかん。
世界が違うもん。
もちろん、回りにおったおった社長さんたちも。
この人たちは僕の知らんこと、沢山見てきたんやろな・・・
誰でもそうやけど知っている世界だけで「ああだこうだ」と判断してしまうもんな。
経験せえへんかったら何も分からんもん。
それで一喜一憂したりするのはつまらんことや。
知らんっていうのは恐ろしいことやな。
逆に知ってるっていうのは素晴らしいことやな。
だから最近は今までと違う行動パターンを取ったりしてます。
例えば、発言したい時でもグッとこらえて黙ってみる。
そうしたら相手が話の落としどころを勝手に提案してくれる。
「おお!こんなこといってくれるんや。」
「え?そんな方法があるんや。」
いつもは自分から言うばかりやったから分からんかった。

やっぱりねぇ・・・
このトシになっても勉強は大事やな。
最近つくづく感じます。