油まみれの猫

昨朝出勤すると店長が
「油まみれの猫がいてますねん」

見ると・・・

どないしたん・・・?

「これね、たぶん油の中にはまったんですわ」

油の中?
うちの廃油?

うちの廃油はドラム缶の中。
人や動物が触れるようなことはできません。

すると何の油?

「食用油の臭いですわ」

どこかで油の中にはまってしまったんやろう。
お店には足跡ならぬ、油のあとが点々・・・

比較的元気な1匹は片目が開かず、
元気のない1匹は両目が開かず

瀕死の1匹は両目も開かず、へたばっている。

コレはどうしたもんやろう???

と、いつもお世話になっている獣医さんにTEL。

すると・・
①洗ってあげること
②洗うに当たっては暴れるので選択のネットか何かに入れること。
③しかるべき治療を受けさせて点眼もすること。

近寄ってみると熱い油にはまってやけどしているようではないのでとりあえず洗うことに。
近くのホームセンターで洗濯ネットとペットのシャンプーとおびき寄せるための煮干を購入。

しかし、煮干には寄って来そうにない。
あ、水が飲みたいんや。
でも、水にもよってこない。
それぐらい弱っているのか??

おそらくたくさんの油の中にはまって瀕死の思いで這い上がってきたのだろう。

動きそうもないし、とにかく捕まえて洗ってみよう。

でも・・・
かんたんに捕まえられると思っていたらそこは子猫と言ってもすばしっこい。
なかなか捕まえられない。

色々な方法を試すも全然捕まえられない。

さて、どうしたらいいものか・・・?

そもそもこんな小さな猫がどうしてうちの店によってくるのだろう??

そこで1人の人の顔が浮かんだ。

さて、その人は・・・・?

続く・・・・