当たり前って何やろう??

ものすごい雨降るし、暑い。
梅雨の天気はこんなもんかも知れんけどそれにしてもすごしにくいです。

昨日は前職の先輩が所属し、今は当社の顧客である某社の社長と
僕とその先輩で食事をご一緒させていただく機会があった。

場所は大阪市内の中心部、この辺りはオフィス街なのだが、
どのお店を見てもお客さんが全然入ってない。

僕たちが訪れた店も以前は超人気店だったのだけど、
この日は僕たちのグループ一組だけ。

エエお店やねんけどなぁ・・

まあこういうご時世になると、ちょっとぐらいいいお店でも、
特別な何かがないと、なかなか足は向かんわな。

ちょっとバブルの時代の名残のあるようなお店なので
その世代の人たちが接待や宴会などで使わなくなると、
この手のお店はしんどいかもな。

味はいいんだけど、これぐらいの値段出したら、
同じようなお店は山ほどあるもの。

「ひきつける何か」がないと「行きたい」とは思わないよな。

やっぱり、他店にはない魅力を作ることも必要なんやな。

それはいったい何やろう?

意外と当たり前の事やったりして。

じゃあ、当たり前のことって何やろう?

良い商品で質のいいサービスを見合った価格で提供されること。

お金を使う方としては当たり前に望むことやな・・
でも、お金を払ってもらう方はなかなか難しかったりする。

原価もあるし、相場もあるからね。
サービスって言っても人間がすることやから限界もある。
もちろん、利益を得ないと何のために商売しているか分からんことになる。

満足しようと思ったらそこそこお金を出さんと行かんねんけど、
今や飲食で商品的にあるいはサービス内容で満足を得るだけの余裕もないもんな。

商売している人の当たり前はお客様にとっての当たり前ではなくなっているんやろな。
昔は美味しいもの食べて飲んで5000円やったら「安い!!」って言う人、多かったもんな。

今の時代、収入が増えるどころか減っている中で、
5000円で「安い」ってなかなか言われへんもんな。

だから、5000円の店に行くのを我慢して2000円のお店に通う。

これでも十分に満足できたりするから・・・
しかも2000円のお店の方がサービスは余程良かったりして・・・

おっと、車屋も同じや。
御客様の当たり前の基準が変わってることに僕らは早いこと気付かんといかんな。