かなり怒られた

昨日はある社長さんに食事に誘っていただいた。
この社長、45歳の時に本業とは別に異業種にチャレンジして
今では本業とともに大成功されている。

どんな話をしていただけるのだろう?
この日を非常に楽しみにしていた。

最初はすごく緊張した。
仕事で少し遅くなったのだが、
遅れて到着した僕を優しく迎えてくれた。

ビールをいただいた。
豪勢な食事も用意されていた。

お酒が進むにつれ、会話もどんどんと弾んでいった。

創業者としての社長の2代目への思いを聞いているうちに、
2代目の僕は創業者の思いが、やっと分かったような気がした。

静かな口調だが、オーラと言うか、話している時の迫力がすごい。
行動力もすごい。

期待以上のお話をたくさん聞くことが出来た。

ひと言も聞き漏らすまいと必死で話を聞いた。

「真似できるところは真似してみよう」

そんな思いで、集中して話を聞いた。

成功している人に共通していることだが、絶対にえらそうにしない。
いや、むしろ謙虚というべきか・・・

人の話って集中して聞くと、すごく面白い。

でも、あまりに楽しかったのでつい、調子に乗ってしまった。

お酒が入ったのでつい、いつものお調子者的な発言をしてしまったのだ。

最初は笑っておられたのだが、バカな僕は再度、その発言をしてしまった。

かなり怒られた。
考えたら仕事抜きで怒られることなんか、ここ数年なかった。
発言の真意は本当は別のところにあった。
「そんな意味で言ってるんとちがうんです」なんて言い訳をせずに、素直に謝った。
言い訳せずに謝ってみると苦痛など微塵も感じなかった。
かえって頭の中がスッキリしたというか、いつもと違う感覚が湧いてきた。
違う行動をすることで新しい発見が出来た。

思いっきり怒られて、思いっきり謝っていると、なんかね・・親父に怒られているようだった。

社長、うちの親父と同い年ですね。
いつまでも元気で長生きしてください。

本当に本当に楽しかったです。
ありがとうございました。