もしもし、こちらTAX泉北の・・・

とうとう、このブログに当社の爆弾秘密兵器、堀川が出現登場したしました
もしかしたら秘密のまま終わる可能性も高い堀川ですが、
彼女がブログに登場したことによって、
多方面からたくさんのコメント及び反応が寄せられました。
本当にありがとうございました。

堀川に対しては温かいコメントばかりなのですが、
私に対しては、もうブログを引退せよと・・・・
あのねtomoさん、私はまだまだブログ続けますよ。
それでなくても最近は会社での仕事がなくなってきてるんですから・・
ブログ取られたら私なんてただのお邪魔虫
もうちょっと続けさせてください。

若い人たちは目的が明確になることなく仕事をすることも多いです。
だから最近の私の仕事は若い社員の教育係になることがあります。
今日は新人?(もう1年になるのですが)堀川と営業の打ち合わせをしておりました。

堀川、お客様に対してはもう必死で誠心誠意対応します。
お客様へのメール、電話の回数も会社の中ではピカイチ。
一日中、電話かメールしてます。
ところが、やはり経験の少なさか、他に原因があるのか
送信済みのメールの中身を見てみると、
ちょっと形式的なありきたりなメールを送信しています。

これではいくら本人が必死なつもりでメールをしても
お客様はただの営業メールだと感じるだろうし、
あまりに回数が多いとかえって迷惑なメールとなってしまいます。

ということで話は元に戻って今日の勉強会のは
奥様に猛反対されて欲しい車をあきらめる旦那さんに、
「いかなるアプローチをしていくか」ということがテーマです。
堀川に話の趣旨を説明してお客様である僕に
インプレッサを購入する事のプレゼンテーションをしてもらうことにしました。

すると堀川、何を思ったのか
「もしもし、こちらTAX泉北の堀川と申します」
と、受話器を持つ仕草をして大きな声で喋りだしました。

堀川、それはプレゼンテーションではなくてシュミレーション
おなかが痛くなるぐらい笑ってしまったので、
プレゼンは続けられそうにありませんでしたが、
いっそこの際、僕はお客様のスタンスになってそのままシュミレーションをしてみました。

僕がワゴンRに乗っているけど実はインプが欲しいお客様役。
そして堀川がそのままワゴンRに乗ることを勧める奥さん役。

2人ともその役になりきってお客様の心理を理解しようとするのですが、
僕は役に入りすぎて奥様役である堀川を何度も言い負かしてしまいます。
対して堀川は僕に言い負かされてインプレッサを購入することを許可してしまいます。
いや、これではシュミレーションの意味がありません。
堀川が僕に言い負かされてはインプの購入をあきらめたお客様の気持ちが理解できません。

2人劇場は誰もいない事務所で30分ほど続きました。
ようやく堀川は何歳になってもおもちゃが欲しい男性の気持ちと
合理的にカーライフを送りたい奥様の気持ちが理解できたようでした。

お客様の気持ちが理解できればアプローチの仕方も変わってくるというもの。
その後の堀川のメールがこれまでのものと内容が一変したことは言うまでもありません。

ただ・・・・
ドコモアドレスに送るたった4行ほどのメールを送るのに
前説から2人劇場、文章の作成まで実に3時間を要しました。
店長にバレルとメチャクチャ怒られることは間違いありません。

いや、怒られてもエエわ。
これも当社のスタッフが御客様のそれぞれの事情を理解しながら
プロモーション活動をすることが出来るきっかけになるのなら・・・
彼女がカーライフアドバイザーに成長するための必要なトレーニングだとしたら、
僕も堀川も一生この日を忘れることはないでしょう。

でもね、堀川・・・
「モシモシ、こちらTAX泉北の堀川です」
知ってます、あなたが堀川だと言うことは、入社当時から存じ上げております。
僕の前でいきなり大きな声で自己紹介をするのはやめてね