これぞ、古き良き、男の車なのです。

今日は一日振ったりやんだり・・・
展示車、やっと綺麗に吹き上げたとたん・・・土砂降り
よし、せっかく晴れたのだから、いざ撮影!!
と、思ったらまた雨・・・
多分?梅雨も最後の1週間、水不足は嫌だけど
「振るなら振る、晴れるなら晴れる」
メリハリの利いた天候になって欲しいものです。

さて、昨日買い取りに行った車は、ランドクルーザー80VX-LTD。
なんとディーゼル車です。
実はメチャクチャ楽しみにしておりました。
買取の車が楽しみになのは、「いくら儲かるか?」だけではなくて
その車を乗って帰って来られるからということもあるのです。

一世を風靡したランドクルーザー80。
久しぶりに乗ったらどんな車なんだろう?
バブル絶頂期の設計の贅を尽くしたクロカン4WD。
今の豪華な高級クロカン4WDと違って、
当時の質実剛健、無骨な男の車というイメージ満開の車です。

お客様から鍵の引渡しを受けていざ発進。
車庫から出る時は予想通り、全然ハンドルが切れません。
大げさな話、ハンドル1周ぐらいしか回らないんじゃないか?
と思えるほどハンドルは切れません。
だから、めっちゃ回頭性は悪いです。
もしかしたら車庫から切り返ししないと出られないんじゃないかと・・・・?

国道に出ると、走っている時はそうでもないんだけど、
信号待ちのときのDレンジに入って停車している時の振動はトラック以上?
「あいうえお」が震えます。
携帯電話の音声はもちろん聞こえないし、自分の声も伝わりません。

高速に出ます。
アクセルを目一杯踏み込んでも気持ちばかりあせって車は前に進みません。
でも、ディーゼルターボのエンジンは知らない間に100km/hオーバー。
後ろから煙もんもん吹いて、なんか走ってるなぁーって感じがします。

嫌いじゃありません。
全然嫌いじゃありません。
いや、むしろ、めっちゃ好き。
僕は昔、クロカン4WDがすごく好きだったのです。

ビッグホーンにしろ、パジェロにしろ、当時のディーゼルは
速くはないけど低速からグイグイと引っ張って行ってくれる感覚がありました。
トラックと言うか、ダンプカーと言うか、
どんなタフな道路状況でも何の不安もありませんでした。

この頃のクロカンが好きだった車好きは「乗り換える車がない」と寂しそうに言います。
確かにそうやよな。
ランクル100は輸出相場も手伝って中古では手を出しにくい価格。
ハマーは論外。
パジェロやプラドは乗用車の延長。

ほんま、川の中へガンガンと入っていける車がないよな。
むしろエスクードやジムニーの方が徹底してたりして・・・・
しかし、これもガソリン車。
水につかっても変わらないパフォーマンスを発揮するわけではないのです。

やっぱりディーゼルはディーゼルでエエよな・・・・

でも、今日ガソリンスタンドで見た軽油の価格・・・・
なんと168円。
パジェロが軽油の車、再販らしいけど、どうなるんやろ・・・・