では、どこで保険に入るのか?

今回の保険会社の心無い担当者はダイレクト系や外資系ではありません。
旧来から存在する国内損保会社の話です。
私の表現に誤解を招くような部分があったことをお詫び申し上げます。

CMなどに踊らされて内容も確認せずに安い保険料に飛びつくのは良くないけど
国内損保だから安心と言うわけでもありません。

「保険はリスクを回避するもの」と言うのが大前提ですが、
当然のことながらすべてのリスクを回避してくれるものではありません。

たとえば・・・・
自動車保険の車両保険には目安となる車価が車種、年式によって定められています。
その定められた車価は保険会社から見る適正価格であったとしても
実際の適正相場でありません。
ハイエースワゴンなんかは古くても中古車相場がすごく高いですよね?
10年落ちのハイエースワゴンに実際の相場の価格で加入しようとしても、
「適正価格ではない」とはねられてしまう場合もあります。
これで盗難に遭ったりしたら目も当てられないですよね?
加入する時は実際の再調達価格も検討しなければなりませんよね。

また、共済系の自動車保険なんかも保険料が安いですが、
オールリスク型の車両保険には1回目の事故の免責金額が10万円だったりと
加入してもなんとなく「これでいいのかな?」という条件になったりします。

以前から言っているように代理店を通して保険に入るのも一つの方法です。
ただ、代理店が介在する保険は保険料が高い場合が多いです。
それは当たり前だけど、窓口となる代理店の手数料が発生するからです。
ただ、保険に精通した代理店に相談すれば、
自身に合ったプランを提案してくれるはず?
でも、それも一概には言えません。
なぜかと言うと保険に精通していない代理店も存在するからです。

プロ代理店と呼ばれる人なら僕なんかよりも保険の知識は豊富です。
良心的な代理店ならきっと適正なプランを提案してくれることでしょう。

でも、やはり、保険料は安くしたいし、
事故の時に不安を少なくしてくれる保険に加入したいですよね?

実際の事故の時はどうなんでしょうか?
国内、外資系関わらず、保険会社としては支払いを少なくしたいですよね?
逆に加入者としてはスムーズにたくさん支払ってくれる保険会社が安心です。
よく、「あの保険会社は安心」とか「あの保険会社はダメ」とか言いますよね?
実際のところ、会社によって支払いが悪かったりすることってあるんでしょうか?

○○海上火災なんていう超大手の損害保険会社は
「自分の常識が世界の常識」という考えを持った担当者も多いので
解決がかえってスムーズにいかないことも多いです。
僕でも事故の第一報で相手方が○○海上火災だと聞いたら
憂鬱な気持ちになることがありますもの(笑)

では、どんな形で自動車保険に入れば安心なのか?
それはね、加入者の身になって一緒に考えてくれる代理店で
加入することだと思います。

事故が起こったら誰でも不安ですよね。
自分と同じく、相手も自分の身が守りたい。
もめずに、スムーズに、しかも罰金や保険料のUPなど
金銭的な損害を被らずに事故が解決できたらいいですよね?
そんなときに「この人に相談したら安心」という人を
1人、作っておいたらいかがでしょう?
きっと「この人から入ってて良かった」と思いますよ。