辛いですか?

昨日は寒かったね。
なんか、ついこの間まですごく暑かった様な気がするのに・・・
もう、冬支度やね。

思うんやけど、最近の世の中、「辛い人」が多いような気がする。
僕のまわりにも「辛さ」「苦しさ」「悲しさ」を抱えた人が多い。
聞いてみると若い人にも辛い人が多いと聞く。

僕が若かった頃のことを思い出してみる。
あの頃は今ほど「辛い人」は多くはなかったのではなかろうか?
バブル崩壊と言われながらも、時代が豊かになってきて
時代の変貌と共に、世の中の価値観が変わってきたのではなかろうか?
だから、昔は「辛い人」は少なかったのではなかろうか?

いや、そうではなかった。
やはりその時その時で「辛い人」は、たくさんいたと思う。
時がたって、記憶が風化されて昔の辛さを覚えていないのだと思う。

ならば「辛さ」は何から来るんやろう?
「思い通りに行かない。」
辛いよね?
仕事がうまく行かなかったり、生活するだけの収入が得られなかったり、
周りの人とうまく行かなかったり、付き合っていた人にフラれたり・・・
そう考えたら、昔も今も「辛い」原因は変わらないよね?

かくいう、自分もかなり色んな事で悩んできた。
小さな事でも、うまく行かないことがあればくよくよする方だった。
「9」の楽しいことよりも「1」の悲しいことの方が心を支配する方だった。
いつも得体の知れない憂鬱さが自分を不安にさせた。
他人に相談したら「なんじゃ、そんな事で悩んでんのん?」
と言われるような些細なことでも、自分にとっては大きな問題だった。
他人に相談して、気が晴れたような「気」がしても、
やっぱり1人になると、同じ「辛さ」が体を覆った。

今では、年を取って「辛さ」に負けないようになったのかも知れないけど、
多分・・・・・?根本的なことは変わっていないような気がする。
だから、「楽しいことを見つけよう」「前を向いて進もう」とするのだが、
なかなか・・・・・

それでもやっぱり、「辛いこと」と同じぐらい「楽しいこと」もあるような気がする。
もしかしたらそれを見つけるのが下手なだけ?
僕の場合はこのブログにコメント貰ったり、メール貰っただけで随分と楽しくなる。
でも、その逆に返事がもらえなかったりすると結構凹んだりする。

よし、まずは相手を楽しませてみよう。
相手が楽しくなったら自分も楽しくなれると思う。
相手が喜んでくれたら自分も嬉しくなれると思う。
(この考えが僕の商売の根本なのです)

「辛い」ことの記憶は時間の経過と共に風化する。
でも、楽しいことはいつまでも覚えているのですよ。