じゃあ、事故の時は誰が自分を守ってくれるのか?①

しかし、今年の高校野球はめちゃくちゃ面白いな。
9回2アウトから大逆転とか。。
なんか、年々面白くなってきているような・・
それがあと二日で終わり。
めちゃくちゃ寂しいがな。
ああ、甲子園に行きたい(できることなら出たいけど(笑))

うちも保険代理店やってたり、もちろん板金修理もやっているので
交通事故のお話は非常にたくさん入ってきます。
今も数件の事故の修理を請け負ってますが、
まあ、何件かは過失割合でもめるわけです。

交通事故の解決の仕方として過失割合に基づいて賠償するっていうケースがほとんどなので
自分が悪くなくても、過失に応じて相手車両の支払いを負担したり、自車の修理代が減額されたりします。

「当たり前やん、知ってるよ。」

っていう人がほとんどやと思うねんけど、これが実に厄介。

っていうのは、実際は事故の過失の割合なんて言うのはその当時者しかわからない。
でも、事故をわざと起こす人はいないので、当事者ですら事故が起こった瞬間は見てない。

となると、どうやって過失割合を決めるかっていうと、
不注意で事故の瞬間を見ていない当事者の発言に基づいて保険会社が判断するので、
追突などの過失割合が明らかな事故以外は過失を問われるケースが多いです。

例えば真横を走っている車が急に車線変更してきて自分の車にぶつけてきたとしても、
過失割合はどういう風に処理されてしまうかというと基本3:7のスタート。
なんじゃかんじゃともめたとしても修正1割がいいところで2:8か?

ぶつけられた方は衝突の瞬間を見ているので自身に過失を問われることは理解ができないんだけど、
ぶつけた方は見ていないのであやふやな報告を保険会社にしてしまうのです。

保険会社はどうやって処理するかっていうと契約者の言うことを信じるしかないので、
そのケースに近い過去判例に基づいて処理しようとします。

自分の過失がゼロの場合は客観的にそれを証明してくれる人は誰もいません。
警察は民事不介入なので過失割合に関しての介入はしません。

自分の保険会社に守ってもらおうとしても過失がゼロの場合は保険会社は動きません。