人を生かし、そして人に生かされ

鬱陶しいお天気が続きますな。
あちこちで警報出たり・・・・・・
自然災害が起こりませんように・・・

昨日は嫁と京セラドームにオリックスの試合を見に行ったのです。
まあ、この時期、再開争いなんで大きな盛り上がりもないんやけど、
行ったら行ったでね、僕自身は思いっきり大騒ぎして楽しんでくるのです。

試合の方はオリックスが大勝。
酔っぱらっててスコアは覚えてないけどね(^^;)

ビールをね、たくさん飲むんでトイレも近くなります。
あるイニングの合間、嫁と一緒にトイレに立ったときのことです。
スタンドの通路の長い階段を松葉杖をついた女性が大変そうに上がっているのです。

「すいません、ちょっと体触りますよ」
と、体を支えながら一緒に階段を上がったわけです。

上がり終えた時、たくさん感謝されました。
「いえ、すいません、体触って・・・」
なんて冗談を言いながらトイレに行って
席に戻ったら偶然、その女性もすぐ近くの席で応援してて
試合が終わるまで、ずっと感謝されました。
そんなに喜んでもらえるとは思わんかったのでちょっとびっくりしたけど
それでもこっちまで嬉しくなりました。

帰り道、大正の駅の近くでちょびっと飲んで電車に乗って帰ったのです。
僕も嫁も結構酔っぱらっていたのですが、
迷惑かけたらいかんので大人しくしてました。
混雑と言うほどのこともないけど、
阪和線の快速は仕事帰りの人でそこそこの乗車率。

嫁と僕はドアの横で立っていたのです。
するとね、僕の目の前に座っていた若い女の子、
「どうぞ」と言って嫁に席を譲ろうとしてくれたのです。

ありがとう、ほんまにありがとう
もう次で降りるから好意だけ受け取ります。
でもな、ほんまにうれしいわ、ありがとう。

声をかけてくれた女子の気持ちが本当にうれしかった。
京セラにいた女性ももしかしたら同じ気持ちやったのかな?

人を喜ばせるのも、人を緊張させるのも人間。
僕らは生きている限り人にいろいろな影響を与えたり与えられたりしているのです。

なんか、もう少し、もうちょっとだけ相手のことを考えられたらな。
もしかしたら自分のことばかり考えていきてるかも知れんな。

けっこう、衝撃的な一日でした。