ほんとうに苦手?②

昨日は日曜日だったにも関らず、とさしんと2人での体制。
雨なので来店されたお客様は少なかったけどバタバタした。

午後から買取で来店されたお客様が、ネットワークの修復をしてくれた。
SEのそのお客様がDOSの画面を触っているのを見ると拍手モン
僕が普段触っているパソコンの操作なんて子供の遊びみたいなもの。
やはりプロの人は違います。
本当にありがとうございました。

これからのお話、前回の続きなので、読む前に前回のお話を是非、読んでください。

幼少の頃から体育も勉強もそんなに好きなわけではない。
高校卒業の時、進路を決めるのに非常に悩んだ。
特別にやりたいこともなかった。
特に得意なこともなかった。
人と変わったことといえば、体が大きかったのと、なぜか国語が好き。

そうだ国語の先生になろう。
文系の大学なら他の科目もちょっと勉強すれば進学できるかもしれない。

ということで猛?勉強。
教師になるための大学になんとか推薦入試で合格。
でも、大学は京都の大学だったので通うのに2時間半。
ここでも普段のサボり癖が出て、入学式以降は通うのをやめてしまう。

ここであることに気付く。
大学は自分の履修科目を選択して登録する必要があるので、
取りあえず行かなくてはならない。

大学に行くと色んなクラブが勧誘してくる。
他の1年生よりも体が大きいので武道系、応援団などは特に熱心に勧誘してくる。
高校時代は男子校。
校則の厳しい学校だったので、
その学校に行ってるというだけでモテるはずもなかった灰色の3年間。
武道系や応援団に入って女子との関係を絶てば、
女の子の多いこの大学を選んだ意味もない。

必死で勧誘してくる空手部、不動禅少林寺拳法部、正統少林寺拳法部、日本拳法部、合気拳法部・・・
武道系のクラブだけでワケのわかんないぐらいの数がある。
別に武道は嫌いではないけど、大学に行ってまで
丸坊主で、学生服で、先輩の後ろにいつも着いて・・・
まるで封建時代のような上下関係の中で学生時代は送りたくない。
そもそも国語の教師になるためにこの学校に入学したのだから、運動部に入らなくてもいいはず。
だいいち、高校時代に苦手な体育は克服したとはいえ、逆上がりもできなければ1kmも走れないのだ。

そんな時、この大学に入った同じ高校の柔道部だった男と偶然会う。
その男も武道系クラブからしつこく勧誘されて困っているらしい。
そこそこ強い男だったので柔道部に入って柔道を続けたらいいんだけど
やはり灰色の高校時代を送ったこの男も、大学に入ってまで灰色の生活を送りたくはないらしい。

その男からの情報・・・・
「ソフトボールに入ると、他のクラブから勧誘されることないらしいで」
ソフトボール?ソフトボールだっておんなじやん。
走ったり、ダッシュしたり、合宿行ったりやろ?
おれは適当に学校行ってバイトして遊んでバラ色のキャンパスライフをエンジョイするんや。
「いや、ソフトボールは愛好会と言って、サークルやから厳しくないで」
え?ほんま?でも、特に野球やってたわけでもないのに大丈夫かな・・?
「ええねん、武道系の勧誘逃れに籍だけ置いとけば。実際に練習もほとんどないらしいで」
おお!それなら描いていたキャンパスライフにピッタリやん
よし、ソフトボール愛好会に入ろう

なかなかオチまでたどり着かないので再び続く・・・・