食べ物を無駄にすると罰が当たります

今日は下の息子が起きて待っていた。
学校で「車のことについて知っていることを書こう」という宿題が出たらしい。
車のことなら中古車屋をやっている親父に聞く他はない。

息子「お父さん、車のことについて知ってること教えて」
僕「え?どんなこと?」
息子「何でもエエから教えて」
僕「うーんと・・・最近レガシィの相場が落ち着いてきた」
息子「ちゃんと教えて」
僕「ちゃんと教えてるやん」
息子「もっと違うこと教えて」
僕「SUBARUの筆頭株主はTOYOTAになったので、これからTOYOTA色が強くなる」
息子「そんな難しいことと違うねん、他にない?」
僕「じゃあ、車にはどんな種類がある」
息子「どんなって?」
僕「ママの乗っているのは何?」
息子「エスティマ!」
僕「それはミニバンていう種類やねん。じゃあ、お父さんの車は?」
息子「中古車!」
僕「・・・・・・ちゃんと答えて」

今日の昼ごはんはとさしんがマツゲンでそぼろ丼を買って来てくれた。
大食漢の僕はそぼろ丼だけでは物足りないのでカップ焼きそばにお湯を入れた。
カップラーメンは固めでもカップ焼きそばは固くては食べられない。

3分の時間が待ち遠しい。
2分半ぐらいで待ちきれずにカップの蓋を開けた。
でも、どうみても麺は出荷された真四角の状態のまま。
不思議に思って指をチョイっと漬けてみた。
うーん・・・いい湯加減・・・って、ちゃうやん
指がエエ加減やったらアカンやん。
ふと湯沸かし器を見ると「沸騰中」の表示。
そう、僕はお湯が沸いたかどうかも確かめずにカップにお湯を注いだのであった。

このままでは食べられない
安売りで買った、たかだか79円のカップやきそば。
でも、それでも、焼きぞばの形になってしまうと、どうしても無駄にするのは惜しい。

落ち着いて、カップやきそばを無駄にしない方法を考える。
容器は熱湯を入れても大丈夫なぐらいだからきっと耐熱。
おお!これなら電子レンジでチンすればエエやん

我ながらナイスアイデア
でも、僕は失敗は繰り返しません。
蓋のアルミ箔が電子レンジを壊してはいけないので、
蓋は丁寧にめくって電子レンジに入れます。
人肌のお湯に使ったカップ焼きそば、2分ほどTAX泉北の電子レンジでグラグラ。
チーン

容器は溶けてない。
箸で麺をほぐしてみると、これはエエ感じ。
ホンマ、我ながらナイスアイデアや。
もう、世の中の皆さんに広めたいぐらい。

あとはお湯を捨ててソースをかけるだけ。
うん、お湯を捨てると美味しいカップやきそば。
さあ、お湯を捨てよう。
えーっと、お湯を捨てるぞ。
え?
蓋ないやん
さっき捨ててしもたやん
蓋なかったらお湯捨てられへんやん

でも、ここでも僕はめげません。
ここまでうまく行ったのに、あとがうまく行かないはずがない。
落ち着いて麺を箸で抑えてお湯を流しにちょろちょろ。
中の麺が飛び出さないように慎重に。
おお!うまく行くやん
ちょっとずつやけど、1本の麺も無駄にしないようにお湯だけが流れ出ていきます。
もうちょっと傾けてみよう
ジョロジョロ・・・・
こうするとお湯はよりスムーズにこぼれ出て行きます。

あともうちょっと・・
さらに容器を傾けたとたん・・・・・・・・・
ドッバー
麺もキャベツもすべて流し台に流れ出たのでした

こうなると大人も子供もありません。
鼻の奥になんとなく切ない気持ちがウルウルと
ん?誰も見てないやん。
流れ出た麺を再び容器へ。
そしてソースを。
ぐるぐる混ぜると・・・
はい、カップやきそばの出来上がり

そぼろ丼を必死で食べているとさしんに
「半分食って」
と言おうとしたが、この種のシャレが後でばれたら非常に怒る男なのでやめた。
大盛りカップやきそば、661キロカロリー・・・・・完食